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スターバックス大解剖!?スターバックス本社の社内ツアーに行ってきた ~「働き方・生き方」iLEAP x JUNGLECITY.COM

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みなさん、コーヒーはお好きですか?シアトルは、コーヒーショップ1軒あたりの住民数で全米1位(約1,100人に1軒の割合でコーヒーショップがあるんです)と、アメリカでもっともコーヒーを愛している町なのです。今では世界チェーンとなったStarbucks(スターバックス)もシアトルが発祥。1971年に一号店を開店し、2015年に店舗総数は22,000万軒を突破。今では世界中の人々に愛されるコーヒーチェーンとなっています。

今回は、そんな超大企業となったスターバックス本社の社内に潜入取材をしてきました!

ダウンタウンのすぐ南にあるスターバックス本社

スターバックス

スターバックス本社(社内では、「スターバックス・サポート・センター」と呼んでいる)は、ダウンタウン・シアトルの南に隣接するソードー(Sodo)地域にあります。

歴史ある佇まいの建物の最上部には、スターバックスのロゴにある人魚の顔が!建物自体は1912年に Union Pacific Railroad が建設したもので、スターバックスが入居したのは1997年。

スターバックス

こちらが入口。

本社一階に入ると、早速スターバックスの店舗が。ここは誰でも利用できるカフェで、朝から行列となるそうです。本社の所在は建物の8階以上のフロア。

エレベーターで8階に上がります。

エレベーターが開くと、いよいよスターバックス本社オフィスです。ほんのりとコーヒーの香りがするロビーには、スターバックスの歴史が記された年表が壁一面にデザインされています。

いよいよ本社内へ!

今回、iLEAP のチーム・ジャングルシティを案内してくれるのは、日本語も達者なカレンさん。スターバックス本社で勤続13年という古株社員さんです。陽気な彼女のインタビューは別記事で。

スターバックス

案内をしてくれたカレンさん

パスが必要なエントランスをくぐると、そこにはまるでテーマパークのような世界が広がります。

スターバックスのミッション

スターバックスの企業理念。
「人々の心を豊かで活力あるものにするためにー 
ひとりのお客様、一杯のコーヒー、そして一つのコミュニティから」

スターバックスのミッション

壁にはスターバックスが使用している世界中のコーヒー豆の銘柄が記された麻袋がびっしりと敷き詰められています。

スターバックス

日本限定のサクララテ

奥に進むと、商品のラインナップが陳列されているコーナーがあります。こちらのサクララテは日本限定。このプラスチックのカップタイプは日本のコンビニなどでお馴染みの形ですが、ストローが個別についたこのカップを作れる工場は日本にしかないのだとか。

さらに奥に進むと、社内カフェを発見!

スターバックス

朝の時間帯はかなりの行列になるそう。ここには広めの飲食スペースもあり、仕事をしている社員さんもちらほら。

店舗の壁に、なにやら不思議なものが。

スターバックス

これはいったい何なのでしょうか?

スターバックス

これは、3000人以上いる社員たちによるドネーションボードです。病気にかかったり、災害などの被害にあったりして何らかの困難に直面した時、援助を申請します。認可されると、ここに集められたお金がその社員さんに贈られます。

壁にはドネーションの意思表明の証であるハートのカードがたくさん貼られていました。素晴らしい助け合いの社内文化ですね。

クリエイティビティを保つための仕掛け

スターバックス

本社内は、装飾が施されていないところが少なく、通路の壁にはスターバックスの歴史年表、商品のパッケージ、企業理念の文字装飾、社員表彰の展示など、どこを歩いてもインスピレーションを受けるようなデザインが施されています。

次に伺ったのが社内レストラン。レストランは二種類あって、一つはメキシカンスタイルの BBQ のお店、そしてもう一つは・・・

スターバックス

寿司レストラン

なんとお寿司のレストラン。アメリカでの日本食の人気がうかがえます。ちなみにこのレストラン、CEO のハワード・シュルツ氏もよく利用しているそう。CEO と社員の距離が近いフランクな社内環境なんですね。

ツアーは階段を上がったり下がったり、まるで迷路のような社内を進んでいきます。専用のPC修理センターがあったり、ジムがあったりと、社員がより快適に仕事をできるような環境が整えられています。ちなみにジムでは、勤務時間でも普通に社員さんたちがトレーニングに励んでいました。中にはトレーナーと一緒にワークアウトをしている社員さんたちも。さすが自由の国、アメリカ。仕事でちゃんと責任を果たしていれば、勤務時間中にそういうことをするのも大いにありなんですね。

そして最後に案内されたのが、こちらの展示スペース。

スターバックス

これは「MY STARBUCKS IDEA.com」というもの。

スターバックスのファンならだれもが自由にアイデアを出せるウェブサイトです。ここに集まったアイデアは、他のファンたちに "like" "unlike" で評価され、特に評価の高かったアイデアは実現を検討してもらうことができます。日本ではあまり知られていませんが、これまでに延べ328ものアイデアがローンチされてきたとか。

このサイトには、時に厳しい意見なども投稿されることがあります。しかし、それも含めてお客様を第一に考え、よりサービスを向上していこうというスターバックスの企業理念が生きている仕組みですね。

まとめ

スターバックス本社には、いたるところに社員が快適に仕事をできるような、また、イマジネーションが湧くような仕掛けが散りばめられていました。スターバックスの企業文化は、社員のことをよく考えた環境作りから始まっているのかもしれません。

別記事では、今回社内を案内してくれたカレンさんへのインタビューを通して、スターバックスが何を考え、何を大切にしてコーヒーショップを経営しているのかを深堀りしていきます。(「スターバックス本社社員に聞いた、スタバ流おもてなし文化の秘密」)

スターバックス本社
【住所】 2401 Utah Avenue South, Seattle, WA 98134 (地図
【公式サイト】 www.starbucks.com
※社内は一般公開されていないため、この記事でご紹介したようなツアーは一般の方向けには実施されていません。

掲載:2016年4月



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