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ワシントン州探検 自然とワインとアートの街・ワラワラ 歴史
 
どこまでも広がる大空の下、青く光る山々が連なり、ゆるやかな丘がうねる丘陵地帯。ここはかつてネイティブ・アメリカンが "Many Waters" を意味する "Walla Walla"(ワラワラ)と呼び、大自然と共に生きてきた土地だ。

もともとワラワラ族、ネズ・パース族、ウマティラ族、ケイユーズ族などのネイティブ・アメリカンが居住していたこの土地が大きな変化を迎えたのは、例にもれず白人の入植がきっかけとなった。1800年代に毛皮貿易が盛んになると、現在のワラワラにあたる場所に交易所が設置され、1805年にはイリノイ州から太平洋を目指し西部を探検したルイス&クラーク探検隊がワラワラ族の協力を得てワラワラ・バレーを通過し、翌年には現在のワラワラ郡にあたる土地を横断したことがわかっている。ルイス&クラーク探検隊はコロンビア・リバーの近くに住んでいたワラワラ族について、「探検中に出会った人々の中で最もあたたかく、正直で誠実な人々」と記した。

1836年にマーカス・ウィットマンとナルシサ・ウィットマンが現在のオレゴン・トレイルを通ってこの地に移住し、ケイユーズ族にキリスト教の伝道を行ったが、この土地にはなかった新しい病原菌による死者が続出したため、ウィットマン夫妻とその他12人がケイユーズ族に殺害されるという事件に発展した。

1860年代になると、ワラワラにもゴールドラッシュの好景気が訪れ、商業・金融・製造業が発展し、ワシントン・テリトリー最大の町に成長。ノースウェストで最初の商業銀行が設置され、この地域で最初の大学が開校した。ゴールド・ラッシュが終焉を迎えた後は農業が経済の中心となった。

ワラワラでワイン造りが始まったのは1970年代。ゲリー・フィギンズが自宅の地下室でカベルネを初めて製造し、現在は伝統あるレオネッティ・セラーとして世界的に知られるワイナリーに成長。今では年間収益1億ドル以上・全米第2の生産量を誇るワラワラのワイン産業の中心地には2009年9月の時点で64軒のワイナリーと40軒のヴィンヤードがあり、ダウンタウンだけでも17軒のテイスティング・ルームが営業している。1980年代にさびれかけたダウンタウン・ワラワラは1984年から始まった建物のデザインや街の構造の変更によって再活性化し、現在では人気雑誌サンセット誌で 『Small Town Foodie Haven』(2009年)として紹介されるなど、ワイン以外のデスティネーションとしても知られるようになった。
 
 
ワラワラとは
ワシントン州南東に位置する町。
"Walla Walla" とは "Many Waters" のこと。
ワラワラ基礎知識
プランニングのためのお役立ち情報。
歴史
ワラワラはネイティブ・アメリカンが
自然と共に暮らしていた土地。
ワイナリー
ブドウ栽培に最適な土地・ワラワラには
100軒以上のワイナリーが集まる。
観光スポット
ネイティブ・アメリカンの歴史から
ファーマーズ・マーケットまで。
食事
ローカルの食材を使ったフレンチから
カジュアルなアメリカ料理まで。
宿泊
高級ホテル、モーテル、イン、
そして B&B までチョイスがいっぱい。
周辺の町
ワイツバーグ、ミルトン=フリーウォーター、
デイトン、オレゴン州ペンドルトン
 
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