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タコマのミュージアム
 
再開発で生まれ変わったダウンタウン・タコマ。その中心を成すのが、ワシントン州歴史博物館、ユニオン・ステーション、ガラス美術館、タコマ美術館だ。すべて徒歩で移動できる距離なので、時間をかけて見てみよう。
ワシントン州歴史博物館
ワシントン州の歴史を学ぶには最適な博物館。白人が入植する以前のワシントン州の歴史が、人形を使った展示やインタラクティブなオーディオやビデオを通して生き生きと描き出される 『Great Hall of Washington History』。コロンビア川を挟む岩に発見された岩面印刻(petroglyphs)のデザインを基に作られたペトログリフ劇場ではネイティブ・アメリカンの文化と伝統、『Hard Times and Homefront』 の展示では日系人強制収容など第2次世界大戦中に起きた出来事について学ぶことができる。毎年3万人の学生が訪れるというのもうなずけるはずだ。また、11月の大統領選挙にちなんでいるのか、10月5日まで歴代の大統領をとらえた作品が展示される。この博物館のデザインを手がけたのは、世界的に有名な建築家、チャールズ・ムーア氏とアーサー・アンダーソン氏。
住所 1911 Pacific Avenue, Tacoma
電話 (253) 272-3500
公式サイト www.wshs.org
開館時間 月〜水・金・土 10am-5pm; 木 10am-8pm; 日 12pm-5pm
※木曜5pm-8pm は入場無料、MLK Jr. Day は全日無料
休館日 メモリアル・デー、独立記念日、レーバー・デー、感謝祭、クリスマス
入場料 大人(18歳以上)$8; シニア(60歳以上)$7; 学生(6〜17歳)$6 軍人 $6; 家族(大人2人・子供4人まで)$25; 5歳以下無料


ガラス美術館
タコマ出身の著名なガラス・アーティストのデール・チフーリと、ピュージェット・サウンド大学の学長だったフィル・フィブス博士のアイデアから生まれたのが、コンテンポラリ・ガラス・アーティストによる作品の展示が楽しめるガラス美術館だ。2002年7月6日の開館以来、ホットショップと呼ばれるスタジオでは、アーティストが作品を作る様子を目の当たりにすることができる。チフーリの作品を眺めながら歩く 『Chihuly Bridge of Glass』 は、全長500フィートの歩道橋。まるで海の中を歩いているかのような錯覚を覚えるこの作品は、チフーリの公式サイトにも紹介されているので、チェックしてみよう。ダウンタウン・タコマをガラス美術館を結ぶこの歩道橋は、ワシントン州歴史博物館をデザインしたアーサー・アンダーソン氏がデザインを手がけている。

住所 1801 Dock Street, Tacoma
電話 (253) 396-1768
公式サイト museumofglass.org
開館時間 水〜土 10am-5pm; 日 12pm-5pm ※毎月第3木曜10am-8pm
休館日 月・火・感謝祭・クリスマス・元日
入場料 一般$10; シニア・軍人・学生(13歳以上)$8; 子供(6〜12歳)$4 ※毎月第3木曜5pm-8pm は無料


タコマ美術館
1935年の設立以来、地元はもちろん、世界各地のアーティストによる作品を収集し、一般に公開してきたタコマ美術館。19世紀ヨーロッパの作品や20世紀アメリカの作品は実に3, 200点を超えている。2003年に現在の施設に移転し、展示スペースが2倍となった。タコマ出身のデール・チフーリによるガラス作品は常設展として展示されている。1977年から現在まで約30年にわたり作られてきた作品の数々は要チェックだ。2007年12月にはAssociation of Marketing and Communication Professionals が主催するマーケティングとコミュニケーションのプロフェッショナルのための MarCom クリエイティブ賞で、展示会 『Sparkle Then Fade』 のポスターがプラチナ賞、無料のコミュニティ・フェスティバル 『Frida Kahlo: Images of an Icon』 のポストカードが特別賞を受賞している。両作品は、同美術館専属グラフィック・デザイナーのペイ・ペイ・サンが手がけたもの。2007年には米国内外から5,000以上もの応募があり、世界でも最大規模の賞の1つとなった。

タコマ美術館をデザインしたのは、ニューメキシコ州アルバカーキを拠点に世界各地で活躍する建築家アントワーヌ・プレドック。同美術館の公式サイトによると、周囲の環境に溶け込むようなデザインが最適と考えたプレドックは、米国北西部の柔らかな自然光を利用し、周辺の産業施設やレーニエ山、そして今ではダウンタウン・タコマの中核を成すようになった博物館や美術館をその外壁に映し出すようなデザインを生み出した。プレドックの創意工夫は外観だけにとどまらず、内部にはこの美術館を取り囲む自然からインスピレーションを受けたギャラリーが広がる。2006年に米国建築家教会(AIA)は、プレドリックの一連の重要作品が建築の理論と実践に持続的な影響を与えているとして、最高の栄誉である金メダルを授与している。

Photo by Dane Meyer


Photo by Gabino Mabalay
住所 1701 Pacific Avenue, Tacoma
電話 (253) 272-4258
公式サイト www.tacomaartmuseum.org
開館時間 火〜土 10am-5pm; 日 12pm-5pm
※毎月第3木曜10am-8pm
※メモリアル・デーからレーバー・デーの間は月曜も開館
休館日 感謝祭・クリスマス・元日・MLK Jr. Day・独立記念日
入場料 大人$7.50; 学生・軍人・シニア(65歳以上)$6.50; 家族(大人2人・18歳未満の子供4人まで)$25; 5歳以下無料
※毎月第3木曜は入場無料
 
 

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