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ファーマーズ・マーケットとは
 
地元の農家が集まって食材を消費者に直売する市場がファーマーズ・マーケットだ。その地域で生産された食材をその地域で消費する、いわゆる「地域生産地域消費」、略して「地産地消」を体現したもので、農産物が豊富なワシントン州では40以上のファーマーズ・マーケットが運営されており、その規模は少しずつ拡大している。

シアトル市内で運営されるファーマーズ・マーケットを管理しているのは、非営利団体のネイバーフッド・ファーマーズ・マーケット・アライアンス(Neighborhood Farmers Market Alliance:NFMA)。シアトル市内の7つのファーマーズ・マーケットに参加している140を超える農家が支払う出店費用やシアトル市からの助成金から成り立っている。今年はフィニー地域に新たにファーマーズ・マーケットがオープンすることになり、非営利団体ネイバーフッド・ファーマーズ・マーケット・アライアンス(Neighborhood Farmers Market Alliance:NFMA)が管理するシアトル市内のファーマーズ・マーケットはこれで7つとなった。

そこで、ファーマーズ・マーケットを利用することのメリットなどについて、ネイバーフッド・ファーマーズ・マーケット・アライアンスのジャネット・ハートさんに聞いてみた。
今年の目玉
今年の目玉は、フィニー地域に7つ目のファーマーズ・マーケットがオープンすること。昨年にはシアトルを代表するシェフたちが参加する食のイベント “Incredible Feast” で開設・運営資金を募るなど、数年にわたって準備を進めてきたのでとても嬉しいことです。

”ローカル”の定義
ネイバーフッド・ファーマーズ・マーケット・アライアンスの “ローカル” の定義は、”ワシントン州内” です。団体や企業によって定義は異なりますので、その都度確認してみるといいでしょう。

オーガニック(有機栽培)とそうでないものの見分け方
すべての農家がオーガニックに切り替えられるとは限らないため、現在はオーガニックとそうでないものが混在しています。政府の承認を受けたオーガニック食品を販売している農家の屋台には、”Certified Organic” という黄色の表示が掲げられています。オーガニックでない場合、農薬の使用方法や使用量などの栽培方法がそれぞれ異なりますので、「どのように育てているのですか?」と、その場で聞いてみることをおすすめします。ファーマーズ・マーケットのメリットの1つは、”生産者と顔をあわせることができる” こと。このメリットをフルに活用してください。
ローカルの農家が育てた食材を購入するメリット
1つは、ローカルの農家の大半は小規模な家族経営であること。広大な土地で1つの食材を何マイルにもわたる農場で大量生産する大企業と異なり、さまざまな食材を少量ずつ栽培できるので、消費者はバラエティ豊かな食材を手に入れることができます。また、大量の食材を扱うために生産から収穫、そして配送まで機械を使い、大量に売りさばかなくてはならない大企業やスーパーマーケットにとって、特にデリケートなものや貯蔵寿命が短く傷みやすいものを扱うことはなかなか難しいですが、小規模な農家ならマーケットが開催される前日や当日に収穫し、新鮮なまま消費者に届けることができるのもメリットの1つです。そして、前述のとおり、生産者と話すことができるのも大きなメリットですね。最近は全米規模のスーパーマーケットでも「ローカル産」と表示してファーマーズ・マーケットの真似をしているところもありますが、誰がどのように育てたのかもわからない食材を買うよりも、実際にそれを育てた人と顔をあわせて話ができるのは、ファーマーズ・マーケットならでは。外国産や他州産であればそれはかなわないことです。そして、ファーマーズ・マーケットで消費者が農家から直接購入することで、利益の100%が農家に還元されます。農家にとって、大企業に卸値で販売するよりもその方がメリットが大きいため、地域経済の活性化や農地の維持につながることがおわかりいただけるでしょう。ファーマーズ・マーケットでは、ネギや水菜などアジアの食材も販売しています。日本人のみなさんにもファーマーズ・マーケットを利用していただければ、これ以上に嬉しいことはありません。
ファーマーズ・マーケットをうまく利用するコツ
1) 現金を持っていくこと。クレジット・カードやパーソナル・チェックを受け付けるところは稀。また、マーケットには ATM はありません。
2) 初めてファーマーズ・マーケットを訪れる場合は、まず何が販売されているのか把握するためにも歩き回ってみること。スーパーマーケットのように一箇所にすべての商品が集められているわけではありませんので、よく見ればおもしろいものが見つかるはず。
3) 袋を持参すること。農家ではビニール袋を用意していますが、資源を無駄にしないようにしましょう。
4) 農家の人たちと会話をすること。「どのように栽培されたのか」「おすすめの保管・調理の方法は」「大量に買うと割引があるか」「試食できるか」など、なんでも聞いてみましょう。

■ネイバーフッド・ファーマーズ・マーケット・アライアンス
 Neighborhood Farmers Market Alliance:NFMA
 4519 1/2 University Way NE
 Seattle, WA 98105
 Phone: (206) 547-2278
 www.seattlefarmersmarkets.org
 
 

ファーマーズ・マーケットとは
地元の農家が集まって
食材を消費者に直売する市場

ローカルの食材を使うシェフたち
地元産の食材を使っているレストランの
シェフたちにインタビュー
シアトル市内のファーマーズ・マーケット
Neighborhood Farmers Market Alliance
が運営する7つのマーケット

州内の主なファーマーズ・マーケット
市内・近郊にもまだまだたくさんある
ファーマーズ・マーケット

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