
シアトル地域で最もワイナリーの数が多く、今もその数が増え続けているウディンビル地域は、ワシントン州最大規模を誇る2軒のワイナリーがあり、また、スーパー・プレミアム・ワインを専門とするブティック・ワイナリーがあることでも有名。
ワシントン州で最大規模のワイナリー、コロンビア・ワイナリーとシャトー・サン・ミッシェルは道を挟んで向かい合わせに建っている。初めてワ州のワイナリーを訪れるなら、この2軒をはずせない。周辺にも多数のブティック・ワイナリーが点在しており、その数はさらに増えることが予想されている。ウディンビル・ワイン協会は限定生産のワインを楽しむチャンスを提供するため、『Passport
to Woodinville』 というイベントが毎年春に開催されている。
また、ウディンビルの中心地には高級ホテル 『Willows
Lodge』 があり、その敷地内には有名な高級レストラン 『Herbfarm』、カジュアルなレストラン 『Barking Frog』 がある。このホテルからならコロンビア・ワイナリーとシャトー・サン・ミッシェルにも徒歩で行くことができるので、遠方から訪れる場合は泊りがけの旅行をプランするのもおすすめだ。 |
Willows
Lodge |

1962年にワシントン大学の教授とその友人らが共同で設立したコロンビア・ワイナリーは、ワシントン州で最も歴史の長いワイナリーの1つ。同ワイナリーのシニア・ワインメーカーのデビッド・レイク氏は、1979年からシラー(Syrah)を含む多種多様なワインを開拓してきた。その中の1つである "The
Columbia Red Willow Vineyard Syrah" は、今日でも市場で高い評価を得ている。
コロンビア・ワイナリーはビクトリア朝の建物の中にあり、ワイン・バー、ギフト・ショップ、パーティー・ルームがある。また裏手は、人気の高いスピリット・オブ・ワシントンのディナー・トレインの停車駅となっている。
14030 NE 145th Street, Woodinville, WA 98072 >> Map
Phone: (800) 488-2347
www.columbiawinery.com |
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シャトー・サン・ミッシェルは、コロンビア・ワイナリーと同じくワシントン州では最も歴史の長いワイナリーの1つで、1934年に飲酒が解禁となった後に設立されたと言われている。その規模に反して高いクオリティを維持、幅広い種類のワインを製造し、さまざまな賞を受賞し続けている。ワシントン州で生産されるワインの半分以上を生産しているこのワイナリーのリースリンの生産量は全米一で、2006年には70万ケースを生産している。予約をすれば、single-vineyard、図書室、リザーブ・ワインを楽しむことができる。
1912年に材木業界の実力者フレデリック・スティムソン氏のサマー・ハウスが建てられた場所にあるシャトー・サン・ミッシェルは、敷地面積が87エーカーもあり、1976年に建てられた本社家屋は城のような外観だ。ここでは白ワインの製造が行われており、館内にはテイスティング・ルーム、ギフト・ショップ、そしてパーティー・ルームがある。夏には人気のコンサート・シリーズを開催し、ワイナリー・ツアーは年中を通して行われている。
現在、同ワイナリーはワシントン州最大のワイン製造会社スティムソン・レーン・グループが所有しており、同社はChateau
Ste. Michelle の他に、Columbia Crest、Snoqualmie、Domaine Ste Michelleなどのレーベルでワインを販売している。
14111 NE 145th Street, Woodinville, WA 98072 >> Map
Phone: (425) 415-3636
www.chateaustemichelle.com
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以上写真提供: Willows Lodge

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シアトルから I-90 東行きを約17マイル走ったところにあるイサクア市には、ワシントン州のワイン産業におけるもう1つのパイオニアであるヘッジズ・ファミリー・セラーズのテイスティング・ルームがある。ここはヤキマ・バレー東部にあるレッド・マウンテン・アペラシオン・ワイナリーで収穫されたブドウを使ったボルドー風の赤ワインが有名だ。テイスティング・ルームの営業時間は毎週土曜11am-5pm。
195 NE Gilman Blvd., Issaquah, WA 98027 >> Map
Phone: (425) 391-6056
www.hedgescellars.com |

カスケード山脈以西のワシントン州では唯一のアペラシオンであるピュージェット・サウンド・アペラシオン(American Viticultural Area)で収穫されたブドウを使ったワインを味わうなら、ベインブリッジ・アイランド・ヴィニヤード&ワイナリーを訪れてみよう。シアトルからワシントン州フェリーでベインブリッジ・アイランドのウィンスローへ渡り、フェリー・ターミナルから車で少し行ったところにあるこのヴィニヤード&ワイナリーでは、すべてのワインに自家栽培したブドウが、気温が低いこのアパラシオンにあった、"Madeleine
Angevine" や "Ferryboat White" といったワインの材料になっている。
195 NE Gilman Blvd., Issaquah, WA 98027 >> Map
Phone: (425) 391-6056
www.wineryloop.com |
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ブドウの産地でもあるワシントン州東部では複数のアペラシオンが登録されているが、中でも人気のあるのはヤキマ・ヴァレーとワラワラ・ヴァレーだろう。ヤキマ・ヴァレーまでは、シアトルからなら
I-90を東へ走り、Exit 110で I-82に乗り換えれば、後はヤキマまで走るだけ。このハイウェイの両側には多数のワイナリーがあるが、ヤキマ・ヴァレーのワイナリーが載っている地図を持っていないなら、Exit
42 にあるワイナリー、セージランド(Sageland)に立ち寄って、地図やその他のパンフレットを手に入れよう。ちなみに、I-90と
I-405が交差する地点からこのセージランドまでは約140マイル(約2時間)。このヤキマ・ヴァレーを横切る I-82の約60マイルの区間には50以上のワイナリーがある。1日でたくさん周ろうとするよりも、有名どころを数箇所周ったり、何度か通っていろいろなところをチェックしてみたりするのが良いだろう。 |
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シアトル方面から来ると、ヤキマ・ヴァレーの入口にあるワイナリー。もともと1984年に “Staton Hills Winery” としてオープンしたが、1999年6月に新しいオーナーによって現在の名前に変更。そのワインは現在、米国はもちろん、日本でも販売されている。”Sagelands”
という名前は、ベストセラー作家 David Guterson 氏が著書 『East of the Mountains』 でワシントン州東部の植物や原住民を表現するのに
“sage” という単語を頻繁に使っていたのと、原住民の名前が“sage people” を意味することに由来している。
www.sagelandsvineyard.com |
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レストランへの卸売りが中心のワイナリー。ブドウの栽培からワイン製造まですべて夫婦で運営している。U.C Davisでワイン製造科学を学んだケイ・サイモンさんはカリフォルニア州の大規模なワイン製造会社で勤務した後、1977年から1983年までシャトー・サン・ミッシェルのアシスタント・ワイン・メーカー、そしてレッド・ワイン・メーカーを歴任。クレイ・マッケイさんは同じ大学でブドウ栽培を専攻し、ナパ・バレーでブドウ園のマネジャーとしてのキャリアを積んだ後、1979年にシャトー・サン・ミッシェルでワイン栽培マネジャーに就任したことで、ケイさんと出会った。2人は1983年にチヌーク・ワインを開業し、結婚。最初のワインは翌年の8月に完成したという。
www.chinookwines.com |
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ワシントン州産のブドウを使ったヨハネスバーグ・リースリングやフュメ・ブラン、メルローなどが有名。高品質のブドウのみを使ったヴィンテージ・ワインもあり。1979年にオープンし、現在ではさまざまなワインが数々の賞を受賞するまでになっている。
www.coveyrun.com |
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もともと農産物の栽培で知られていたが、1981年にオーナーの息子マイクさんとその友人が2人で6エーカーの土地にブドウを植え、60本のワインを作ったのがワイン醸造の始まりとなった。翌年にはもう1人の息子ゲリーさん、そしてワインメーカーのマイク・コネリーさんが参加して2,000ケース、その翌年には5,000ケース、そのまた翌年には1万ケースと生産は拡大。現在では650エーカーの土地に9種類のブドウを栽培し、30万ケースを製造している。カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、カベルネ・メルローなどの赤ワインが人気。
www.hoguecellars.com
※ヤキマ・バレーの詳細は、Wine
Yakima Valley で。 |
以上 © Raconteurs
Press LLC |

ワシントン州東部の夏は、シアトルの位置するワシントン州西部とは比べものにならないほど日中の気温が上昇する乾燥した砂漠気候。シアトルでも日差しは強いが、曇天でない限りそれを上回る強烈な日差しを浴びることになる。紫外線をブロックする対策はもちろん、持参したランチなどが腐らないようクーラーボックスを用意していこう。
日焼け止め・サングラス・帽子:晴れた日に出かけたり、屋根のないところでピクニックをするなら持っていくのがおすすめ。
水:
たいていの大規模なワイナリーでは購入できるが、途中の道ではなかなか店が見つからないことも。持ち歩きたいなら事前に購入していくのが無難。
クラッカー:
きちんとテイスティングするために口の中を良い状態にしておくのにはおすすめ。たいていのワイナリーではテイスティング・カウンターに置いてある。クラッカーと言っても、スープに割って入れるような、塩気や味が強くないものがおすすめ。
クーラー・ボックス:
ランチや水をいれておいたり、途中で購入した農産物をいれておいたりできるので便利。
ランチ:
レストランもあるが、ランチを持参してワイナリーのピクニックエリアやパティオで食べるのもおすすめ。
テーブルクロス:
たいていのワイナリーにはピクニック用のテーブルとベンチが置いてあるが、テーブルが汚れている時にテーブルクロスがあると便利。
カメラ・フィルム・カメラ用バッテリー:
大きなワイナリーではたいてい販売されているが、持っていくのが無難。
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