
ワシントン州初の認定ワイン産地で、ワイナリー数は40以上。ブドウ栽培面積は1万エーカー(4,047ヘクタール)で、ワシントン州全体のブドウ栽培面積のほぼ3分の1を占める。主な品種は、シャルドネを筆頭に、メルロー、カベルネソーヴィニョンなど。リースリングとシラーもかなりの栽培面積を占めており、とくにシラーは増加傾向にある。土壌は主に沈泥とローム。年間平均降水量は約8インチ(200mm)。成育期間は190日。

ワラワラのワイナリー数は55以上。ブドウ栽培面積は1,200エーカー(486ヘクタール)以上。主な品種は、カベルネソーヴィニョンを筆頭に、メルロー、シャルドネ、シラー。その他、ゲヴュルツトラミネール、カベルネフラン、サンジョヴェーゼも栽培。石灰質シルトで、層に固まらない黄土の土壌。年間平均降水量は12.5インチ(約320mm)で、成育期間は190日から220日る。

ワシントン州最大のブドウ栽培地域で、1,100万エーカー(445万1,700ヘクタール)と、ワシントン州の総面積の3分の1を占める。ワイン用ブドウの栽培面積は17,000エーカー(6,880ヘクタール)以上。ワイナリー数は15以上ある。広大なコロンビア・バレーでは、それぞれの土地に独特な微気候が多様に見られる。主にブドウ園は夏期の日照、冬期の空気の流通に優れた南向きの丘陵を利用している。主な品種は、メルローを筆頭に、カベルネソーヴィニョン、シャルドネ。その他リースリング、シラーも多く栽培。年間平均降水量は6〜8インチ(15〜200mm)で、成育期間は180日から200日。コロンビア・バレーの周辺にはレッド・マウンテンとヤキマ・バレー、ワラワラ・バレーもある。

ワイン用ブドウの栽培面積は80エーカー(32ヘクタール)以上で、ワイナリー数は35以上。冬期の長霜の心配がなく、夏期は穏やかで湿度が低い。中心地のブドウ成育期間の気候は、ヨーロッパの伝統的な産地に比べて湿度が低く日照が多い。やや透過性のある硬めの下層土で、深く伸びたブドウの根は夏の終わりの水不足に見舞われることはない。年間平均降水量は15インチ〜30インチ(380mm〜760mm)で、雨は主に冬の休眠期に降り、成育期間は180日以上に及ぶ。主な品種はマデレーヌ・アンジョヴィヌ、ジーガレーベ、ミュラー・トゥルガウ。その他、ピノ・グリとピノ・ノワールもこの産地で期待される品種だ。

ヤキマ・バレーの東端に位置し、10以上のワイナリーがある。ベントン・シティーとリッチランドの間の面積は4,040エーカー(1,635ヘクタール)。現在のブドウの栽培面積は710エーカー(287ヘクタール)。赤ワインが有名で、カベルネ・ソーヴィニョン、メルロー、カベルネ・フラン、シラー、サンジョヴェーゼなどを幅広く栽培している。空気がきれいで、水はけが良く、土壌が軽いため、ブドウは根を深く張りやすく、養分を吸収しやすい。灌漑を行ってブドウの成長を管理し、休眠期前の成育を抑えて冬支度することができる。年間平均降水量は6〜8インチ(15〜200mm)で、平均成育期間は180日。

ワシントン州とオレゴン州にまたがり、8以上のワイナリーがある。ワシントン州南西部の総面積は4,432エーカー(1,794ヘクタール)で、ブドウの栽培面積は約300エーカー。主なブドウの種類は、シャルドネ、ゲヴュルツトラミネール、リースリング、ピノグリ。コロンビア川の湿った空気と、ワシントン州東部の乾いた空気が合流し、常に大気の移動が見られ、日中は暖かいが夜は涼しく、芳醇で成熟し程よい酸味のブドウができる。
(情報提供:ワシントン・ワイン・コミッション) |


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