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ウォーターフロントの
Pier 56にある 『エリオット・オイスター・ハウス』 は、名前の通りオイスターで有名なレストランだ。1975年に開店した当時は 『エリオット・シーフード・ピア56』
としてシーフード全般を扱っていたものの、人気があるオイスターにフォーカスしているレストランがないことに気づき、趣向と名前を変更。以来、カニ・魚・貝類などのローカル・シーフードももちろんだが、オイスターを専門としたレストランとして今では州外・国外からも訪れる人がいるほどに知れ渡っている。
オイスターの時期になると、最低でも20種類のオイスターがオイスター・バーに並ぶ。日本から輸入され、今ではノースウェストで広く養殖されている小ぶりで人気の"クマモト"(3個$11;
6個$17; 12個$27)は、地元のピュージェット湾産のものに加え、カリフォルニア州ユーリカ産とオレゴン州ネタート・ベイ産も取り寄せている。また、フランスから輸入され、1970年代にアメリカでも養殖が始まった
"ヨーロッピアン・フラット"(3個$10; 6個$16; 12個$27)やアメリカ東部からの "イースタン"(3個$10;
6個$16; 12個$27)もノースウェストで養殖されているので、気軽に食べることができる。また、Kusshi、Hama Hama、Suzuki、Totten
Inlet、Sister Point、Quilcene など30種類以上もある "パシフィック"(3個$8; 6個$15; 12個$26)は、1930年にノースウェストで広く養殖されているがもともとは日本産だ。唯一の西海岸原産で絶滅寸前だった
Olympia (3個$8; 6個$15; 12個$25)もある。これだけあれば食べ比べをし、それぞれの味を十分に楽しむことができるだろう。シャーベットのようなフローズン・アイスとシャロット、レッド・ワイン・ビネガー、シャンパン、ブラック・ペッパーの入った"シャンパン・ミニョネット"に漬けてどうぞ。
オイスターを使った料理では、ほうれん草とぺルノー、ベーコン、オランデーズ・ソースで焼いたロックフェラー($14)やオレゴン・ブルー・チーズ入りパン粉で焼いた
"Oregon Blue Cheese Oysters"($13)、タルタル・ソースとジャック・ダニエルの漬けソースでいただく "Pan
Fried Oysters"(アペタイザー$11; ランチ$15; ディナー$23)といった定番、そして日替わりのスペシャルも確認してオーダーしよう。サーバーはオイスターに関する知識が豊富なので、わからないことはなんでも聞いてみることだ。また、同店ではオイスターを1度も食べたことのない人には、最初の1個は無料というサービスを行っている。好みかどうかを確認してからオーダーできる、嬉しいサービスだ。
また、シェフのおすすめの新鮮なオイスターが1個50セントで食べられるハッピー・アワーも人気が高い。30分毎に20セント増しになると共に、オイスターの種類も替わるので、食べ比べもできる。カウンター席に座って、オイスター・オリンピックのチャンピオン、デービッド・レック氏やアビドゥリオ・チッケ氏が、素早くオイスターの殻を取るところも要チェック。
毎年11月にはオイスター・シーズン到来を祝うイベント "オイスター・ニュー・イヤー"(前売りチケット$75; 当日チケット$85)が開催される。これは長さ90フィートのオイスター・バーでのオイスターとシーフードの食べ放題というもので、1日で2万個のオイスターが消費されるという。さらに、50種類以上のワインにライブ・ミュージックでお祭り気分を盛り上げてくれる。オイスターとシーフード好きなら、ぜひ出かけてみよう。
※この記事は2006年12月時点の取材にもとづいています。
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