
綿100%の布おむつをシアトル周辺の7つの郡(キング・スノホミッシュ・ピアース・サーストン・キサップ・スカジット・ワッカム)の民家に届けるベビー・ダイパー・サービス。1946年にアブラムス夫婦が始めたこのサービスは、1980年代に2代目のオーナーに変わり、そして2003年に3代目の現オーナー、マーク・スティーフさんが買い取って現在に至る。3人の子供全員を布おむつで育てたというマークさんは、1993年にピュア・アンド・ナチュラルという布おむつ宅配サービスを始め、知名度の高かったベビー・ダイパー・サービスを買収して合併し、「ピュア・アンド・ナチュラル」という新しいモットーを取り入れたそうだ。
紙おむつを作るために毎年25万本の木(130万トンものパルプ材)が切られているが、原油や化学製品で作られた使い捨て紙おむつはたい肥になるまでに時間がかかる。また、The
Guide to Less Toxic Products(www.lesstoxicguide.ca)によると、何十種類もの化学物質が使われている紙おむつには、脳障害を引き起こしたり発癌性のある揮発性有機化合物(volatile
organic chemicals:VOC)を放出する有害物質が含まれているとの報告もあり、ぬれるとジェル状になるポリアクリル酸ナトリウムはアレルギー反応や皮膚炎を引き起こしたりもする。それに比べて布おむつは何度も使うことができ、かぶれにくく、有害物質がないという大きなメリットがある。
同社のサービスは、毎週きれいに洗濯した布おむつを利用者に配達し、あらかじめ用意された蓋付きのおむつ入れバケツに入れられた汚れたおむつを持ち帰って洗濯するというもの。布おむつの洗濯にはナチュラル・ソープを使用しており、できる限り環境に優しい洗剤が使われている。ただし、排泄物の色が残らないよう、環境に良くない漂白剤を使わざるを得ない場合ももあるのは仕方がないようだ。契約は4週間で、1週間に70枚の布おむつを使用したとしても4週間で$63.80とお手ごろ。もちろん、使う枚数は赤ちゃんの年齢でも異なるので、10枚から150枚単位までが用意されている。おむつが足りなくなってしまった場合は、電話一本で届けてくれるそうだ。
紙おむつが普及してから布おむつの支持者が減少したが、環境問題や化学製品の健康への影響に関心が集まっている今、布おむつの使用を望む親が再び増加し、シアトル周辺でも2,000人ほどの赤ちゃんが同社の届ける布おむつを使っているという。「ゴミを減らす、何度も使えるものは使う、リサイクルできるものは布糸だってリサイクルする。環境問題の原則
"Reduce, Reuse, and Recycle" に誠実にありたいね。健康な赤ちゃん・家族・環境は当社のテーマだ」と語ってくれたスティーフさんは、妊婦や乳幼児関連の情報が満載の無料誌
『Baby & Child』 という新聞も毎月発行している。これから出産する人、布おむつに切り替えたいと考えている人は、ぜひ同社に相談してみよう。
※この記事は2006年9月時点の取材にもとづいています。
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Baby Diaper Service 1112
4th Avenue Seattle, WA 98101 (206) 634-2229 ; (800) 562-2229 www.seattlediaper.com |

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