ウェーバー 序曲 『魔弾の射手』 Weber: Overture to Der Freischutz
カール・マリア・フォン・ウェーバー(1786-1826)はロマン派初期のピアニスト・作曲家・指揮者。全3幕のオペラ 『魔弾の射手』(まだんのしゃしゅ)は1821年にベルリン王立劇場で初演され、大成功を収めた作品。原題の直訳は『自由射撃』だが和訳される時に内容を反映した邦題
『魔弾の射手』となった。モーツァルトの妻コンスタンツェ・ウェーバーはウェーバーの従妹。
シューベルト 交響曲第8番 Schubert: Symphony No. 8 in B minor (“Unfinished”)
オーストリア生まれの作曲家フランツ・シューベルト(1797-1828)の交響曲第8番は1865年に発見された作品。4楽章構成としての交響曲としては未完であるものの、2楽章まで完成されているため8番の番号が与えられ、『未完成』
として親しまれている。
チャイコフスキー バイオリン協奏曲ニ長調 Tchaikovsky: Violin Concerto in
D major
ロシアの作曲家ピョートル・チャイコフスキー(1840-1893)が1878年に完成させた作品。ベートーヴェン、メンデルスゾーン、ブラームスの作品とともに「4大ヴァイオリン協奏曲」と言われる傑作。発表当時の評判は芳しくなかったが、後にその評価は高まり、今では若きヴァイオリニストの登竜門として知られるチャイコフスキー・コンクールのファイナルの曲目となっている。
エルガー チェロ協奏曲ホ短調 Elgar: Cello Concerto in E minor
サー・エドワード・ウィリアム・エルガー(1857-1934)はイギリス生まれの作曲家・指揮者。このチェロ協奏曲は代表作品の1つ。
シューマン 第4交響曲ニ短調 Schumann: Symphony No. 4 in D minor
ドイツの作曲家でピアニストのロベルト・シューマン(1810-1856)はロマン派を代表する1人。1841年に作曲され、1851年に改訂されたこの作品はその作品の中でも傑作とされる。妻クララの誕生日にプレゼントされたが、出版されたのは死後の1896年だった。
【公演日程】 2006年1月21日(土)7:30pm、1月22日(日)2pm
【出演】 Terri Richter (ソプラノ)、Christopher Taylor (ピアノ)
踊れ、喜べ、幸いなる魂よ (エクスルターテ・ユビラーテ) Exsultate jubilate, K. 165
モーツァルトが17歳だった1773年に完成したモテット(短い宗教的合唱曲)。ベルビュー・フィルハーモニックは、テネシー出身でミドル・テネシー州立大学で修士号を取得し、1997年にシアトル・オペラでデビューした若手、テリー・リシュターをソプラノに迎える。リシュターの公式サイトはこちら。http://www.terririchter.com/index.asp
ピアノ協奏曲第20番ニ短調 Piano Concerto No. 20 in D minor, K. 466
モーツァルトが29歳だった1785年に完成。ベルビュー・フィルハーモニックはピアニストにクリストファー・テイラーを迎える。コロラド出身のテイラーは10歳で最初の演奏を行い、その後全米各地はもちろん、アジア・ヨーロッパ・カリブでも演奏活動を展開し、1998-1999年のシーズンにはニューヨーク・フィルハーモニックおよびデトロイト・シンフォニーでデビュー。多数のオーケストラと演奏を重ね、ピアニストとしてのキャリアを展開する一方で、1992年には数学専攻でハーバード大学を首席で卒業している多彩な人物でもある。
交響曲第41番 『ジュピター』 Symphony No. 41 in C major, K. 551 (“Jupiter”)
モーツァルトの最後のシンフォニー。1788年6月から8月のわずか数週間で完成させた楽曲はその最高傑作と言われる。
【公演日程】 2006年3月18日(土)7:30pm、3月19日(日)2pm
【出演】 John Kim (バイオリン)
ロッシーニ セミラーミデ序曲 Rossini: Overture to Semiramide
イタリア生まれの作曲家ジョアッキーノ・アントニオ・ロッシーニ(1792-1868)は 『Il Barbiere di Siviglia(セビリアの理髪師)』『Guglielmo
Tell(ウィリアム・テル)』など39の歌劇を作曲した作曲家として有名。古代アッシリア王国を舞台にし、1823年にヴェネチアで初演された
『セミラーミデ』 は2幕9場からなるが、非常に高度な歌唱技術が要求されるため全曲演奏が行われたのは1990年のニューヨーク・メトロポリタン劇場が初めて。
ヴィエニアフスキー ヴァイオリン協奏曲第2番ニ短調 Wieniawski: Violin Concerto
No.2 in D minor
ポートランド生まれのヘンリク・ヴィエニアフスキーは、19世紀後半を代表するヴァイオリニスト・作曲家。8歳から本格的に音楽を学び始め、親しみやすいものから技巧的なものまで多数の作品を残した。その名を冠したヴィエニアフスキー国際コンクールも開催されている。
シベリウス 交響曲第1番ホ短調 Sibelius: Symphony No. 1 in E minor
フィンランドの作曲家ジャン・シベリウス(1865-1957)が1899年に完成し、同年にシベリウス自身による指揮で初演された作品。92年の生涯で7曲の交響曲を含む、多岐にわたる多数の作品を残している。
吉松隆 アトム・ハーツ・クラブ組曲第2番 Yoshimatsu: Atom Hearts Club, Suite
No. 2
原題作曲家の吉松隆氏(1953〜)の作品。とてもポップでジャジーな、弦楽のための組曲(小曲をあるテーマに沿って集めた器楽曲)で、初めてクラシックを聴く人にもとても馴染みやすい。吉松氏の公式サイトはこちら。http://homepage3.nifty.com/t-yoshimatsu/
ラヴェル ピアノ協奏曲ト長調 Ravel: Piano Concerto in G major
フランスの有名作曲家、モーリス・ラヴェル(1875-1937)の代表作品の1つ。クラシックでも軽い内容で、フランスの音楽ながら楽しく軽快な作品となっている。
ビゼー カルメン組曲 Bizet: Suite from Carmen
フランスの作曲家、ジョルジュ・ビゼー(1838-1875)は音楽一家に生まれ育ち、19歳の時にカンタータ 『クローヴィスとクロティルデ』
で、1803年に設立された権威あるフランスの芸術賞であるローマ大賞を受賞し(ちなみに大作曲家ラヴェルは5回も落選し、ついに受賞することはなかった)、ピアノの演奏技術も非常に優れていたが、作曲に集中し、劇音楽で有名である。