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ニア・ベイ&ケープ・フラタリー
 
米国本土の最北西 ニア・ベイ&ケープ・フラタリー

ポート・アンジェルスとニア・ベイの約71マイル(約113キロ)を結ぶ Highway 112は、眺めの良いシーニック・ルート。ファン・デ・フカ海峡を見渡しながら走り、クララム(Clallam)やSekiu(シキュウ)を通る。ここはスキューバ・ダイビングや魚釣りで人気の漁村だ。このあたりから道路は細くなり蛇行し始めるので、運転には注意しよう。

ネイティブ・アメリカンのマカー族居住地(Makah Indian Reservation)の中心地が、ニア・ベイと呼ばれる集落だ。かつて商用漁船や魚釣りを楽しむ一般客でにぎわったが、鮭の繁殖数が激減したあおりを受け、今ではすっかりさびれてしまっている。

もともとオリンピック半島の広大な土地を所有していたマカー族は、1700年代後半に訪れたヨーロッパ人が持ち込んだ疫病で人口の約半分を失い、1800年代に米国政府と締結した条約で居住地を大幅に縮小され、その後の米国化政策で独自の言語や文化を急速に喪失する。文字を持たず、口承に依存していたため、歴史・伝統・文化・言語、そして部族の誇りを伝える老人や族内の重要人物が疫病で命を落としたこともその根底にある。しかし、1470年頃の大規模な土砂崩れで埋没したオゼット村にあった伝統的な住居(現在はオゼット・ホームと呼ばれている)が1970年に発見され、その後11年かけてワシントン州立大学がこれを発掘する過程で、その豊かな文化を証明するさまざまな芸術品や日用品が大量に見つかった。6万点を超える品々は総工費200万ドルをかけて完成したマカー文化調査センター(Makah Cultural and Research Center)に展示されているので、必ず立ち寄ってみよう。ノースウェストの海岸地帯に住むネイティブ・アメリカンの部族による展示品で、これほど充実したものはないと言われる意味がわかるだろう。

この居住地に来たら、米国本土(アラスカを除く)の最北西端ケープ・フラタリー(フラタリー岬)まで行こう。片道約0.75マイル(約1.2キロ)のトレイルはきちんと整備されているため、子供からシニアまでが気楽にハイキングを楽しめる。太平洋と波に打たれてできた洞窟がいくつも並ぶ岬の様相は大自然の厳しさを感じさせてくれる。ケープ・フラタリー・ライトハウスという灯台が立つタトゥーシュ島(Tatoosh Island)もここから見ることができる。

また、居住地の南端には、有名なシャイ・シャイ・ビーチがある。アメリカで最も美しいビーチの10指に入るビーチで、片道約3マイル(約4.8キロ)のトレイルを歩いてしか行くことができない。このビーチではキャンプもできる。


主なイベント
Annual Makah Day  8月

主な見どころとアクティビティ
Makah Cultural and Research Center
マカー文化調査センター

Phone: (360) 645-2711
www.makah.com/mcrchome.htm
【開館時間】 メモリアル・デーからレーバー・デーまで 12pm-4pm
【料金】 大人 $5; 学生・シニア $4; マカー族 無料
Cape Flattery
ケープ・フラタリー

米国本土(アラスカを除く)の最西端。マカー族の居住地内にトレイルの入り口への標識がある。片道約0.75マイル(約1.2キロ)。太平洋の波に打たれる大岩の崖など厳しい大自然を感じさせる。見晴台からは、大海原とケープ・フラタリー・ライトハウスがあるタトゥーシュ島などが見える。
Shi Shi Beach
シャイ・シャイ・ビーチ

アメリカで最も美しい海岸の1つに数えられるこのビーチへのトレイルは、マカー族の居住地内に入り口がある。片道約3マイル(約4.8キロ)。途中は水溜りが多いことがあるので、ハイキング・ブーツがおすすめ。ビーチではキャンプもできる。

宿泊
Silver Salmon Resort (モーテル)
シルバー・サーモン・リゾート

www.silversalmonresort.com
Phone: (360) 645-2388/(888) 713-6477
Chito Beach Resort (コテージ)
www.chitobeach.com
(360) 963-2581

※その他のローカル情報はマカー文化調査センターで問い合わせることができる。
Cape Flattery

ニア・ベイ&ケープ・フラタリー

主なエリアの天気:

ニア・ベイ Neah Bay

便利なリンク:
Makah Tribe


Makah Day
アニュアル・マカー・デイ(8月)

Cape Flattery
アメリカ本土(アラスカを除く)の最北西端ケープ・フラタリー。

Shi Shi Beach
居住地の南端、シャイ・シャイ・ビーチ。

Makah Grocery Store
居住地のメイン・ストリートにある食料品店。


写真一部提供:
North Olympic Visitors Bureau
Washington State Tourism
 
 
オリンピック半島って?
広大なオリンピック半島を探検するには?
まずは地図で概要をつかもう。

オリンピック半島の基礎知識
どこを見る?何ができる?など、
プランニングのお役立ち情報

オリンピック半島東部
フッド・カナルに面した東岸は
キャンプとオイスターのメッカ。
ポート・タウンゼンド
歴史保存地域に指定された港町。
避暑地としても人気。
スクイム&ダンジネス
国立野生動物保護区

野生動物と米国最長の砂塵が見どころ。
ハリケーン・リッジ&ポート・アンジェルス
標高5,240フィートの尾根から
氷河に覆われた山脈や海峡を一望。
レイク・クレセント&ソル・ダク
氷河が造った湖は神秘的。
ソル・ダク滝でハイキングを楽しもう。

ニア・ベイ&ケープ・フラタリー
米国本土の最北西端。
厳しい大自然とマカー族の歴史を学ぶ

太平洋岸
"米国
で最も美しい海岸トップ10" に
選ばれたビーチでのんびり。

ホー・レイン・フォレスト
世界遺産の温帯雨林。
オリンピック半島最大の見どころ。
クィノルト・レイク
山と温帯雨林に囲まれた湖。
のんびりも、アクティブもよし。
ドライブ旅行日記
オリンピック半島北部と太平洋岸を
探検した3日間を日記形式でご紹介。
 
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