ワシントン州雇用保障局が管轄する雇用市場・経済分析部(LMEA)が2003年4月22日に発表した最新統計によると、2003年3月におけるワシントン州の季節調整済み失業率(seasonally
adjusted unemployment rate)は同年2月の6.9%を0.1%上回る7.0%を記録。この数字は昨年3月の7.5%を下回っているとは言え、全米平均の5.8%を1.2%も上回っています。また、2003年3月のピュージェット湾地域における未調整失業率(non-adjusted
unemployment rate)はメイソン郡が8.8%と最も高く、シアトル市が位置するキング郡は6.4%、その他、ピアス郡は7.5%、スノホミッシュ郡は7.4%、キットサップ郡は6.4%、サーストン郡は5.6%、スカジット郡は7.8%を記録しています。
雇用の増減に関しては、昨年3月と比較すると、製造業が1万9,600人減、小売業が1,900人減と、一部の産業では大幅な減少が見られるものの、農業関係以外では10,100人の雇用増加が見られ、特に建設業(3,100人増)、卸売り業(1,000人増)、金融業(3,300人増)、専門・ビジネスサービス業(4,500人増)、教育・医療サービス業(7,600人増)、政府(11,000人増)と大幅な増加を見せている産業もあります。特に金融業では住宅ローン金利の低下が手伝って不動産・賃貸は引き続き好調ですが、専門・ビジネスサービス業では人材派遣会社が非常に好調であるものの、SARSに大きな影響を受けている旅行関連では大きな雇用増加は見られません。
(2003年5月) |
|