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【ジャングルシティ】 アメリカで働くことを決めたのはいつでしたか?
【Sさん】 私は国際機関に行きたくて大学院に入ったものの、結局シアトルにいたくなって、こちらの企業に就職しました。卒業の半年前まではまだ国際機関の試験を受けていて、第2次試験まで受かり、第3次の最終試験でスイスのジュネーブに行くようにとの通知が来たんですが、それには行かなかったんです。
【Eさん】 どうしてですか?
【Sさん】 受かったらどうしようと考えて、「このままこれに合格してシアトルを去るのもどうかなあ」と思っていたら、その時にインターンシップをしていたマーケティング会社からオファーをもらったので、シアトルに残る決意をしました。国際機関のニューヨークオフィスの方には「日本人女性の職員が少ないから」と、試験やなんやらで親身になってもらったのに、とても申し訳なかったです。でもそれから約4ヵ月後の卒業2ヶ月前にそのマーケティング会社が潰れてしまったんですよ。
【Eさん】 うわー。後悔しませんでしたか?
【Sさん】 すごく後悔しましたよ。行っても受からなかったかもしれませんが、「あの時スイスに行ってれば良かった!」と、もう自分で自分を殴りたくなるというか、足元をすくわれたというか、「どうしよう?」と思いました。でも運良く今の会社に就職することができて、一件落着。私は日本には帰ることは考えていませんでした。日本に帰っても、日本企業のカルチャーでは私はやっていけないだろうなあと思って。
【Eさん】 私は日本で10年近く働いていましたし、日本で働くことには問題なかったのですが、帰国子女の夫はもともと海外志向で、転職をきっかけにどのくらいシアトルにいることになるかわからなかったので、こちらで仕事を見つけたいと思いました。幸い以前からのキャリアプランにほぼそのまま乗っているので、良かったです。
【ジャングルシティ】 アメリカで仕事をすることについての周りの反応はどうでしたか?
【Sさん】 海外生活も長くなっていたので当然という感じでした。逆に日本に帰ると言った方がびっくりされていたと思いますね。
【Eさん】 はたから見れば必ずしも働かないといけない状況にはなかったので、渡米早々働くことにしたと言ったら、周りからは「がんばるねえ」と言われました。夫は全面的に賛成してくれましたが。
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