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【ジャングルシティ】 何を学ぼうと思って入学されたのですか?
【Eさん】 日本でしていた仕事と関連の深い仕事をこちらでもできることになったので、さらにその方面の勉強をすることに興味がありました。私の学びたい内容は、他州ならいい大学があるんですが、ワシントン州にはそこまでのレベルの大学はなかったんです。でも、家族がいる、せっかく見つけた仕事をそのまま続けられる、学費は安い、夜間に行けるということで、現実的な路線としてワシントン大学に行くことに決めました。
【Sさん】 私は学士号の延長と考えていました。そして、学費を節約することと、修士号を早く取得するということも優先的に考えていたので、他の大学院のプログラムはチェックしてないですね。シアトル大学の大学院は、当時はすべて夜間コースばかりだったので、アメリカの大学院は夜間しかないんだと思ってました(笑)。
【ジャングルシティ】 入学準備で苦労はありましたか?
【Sさん】 大学4年生を終了する半年以上前に大学院進学を教授に相談し、推薦状を書いてくれることを確認してからGMATを受験しました。GMATの英語の試験は教授から「アメリカ人でも高得点を取るのは難しいのよ」と言われたとおりでした。そして大学の成績表・教授からの推薦状・GMATの点数を大学院の入学審査委員会に提出し、1学期が始まる3ヶ月前には合格通知が来ました。その頃の日本では一般的に「大学院=研究」と考える傾向が強かったみたいで、大学院に進学することに対して両親は「研究員になるの?」と言いましたし、就職してからは得意先だった日本の会社に「学者さんですか」と言われました。今はそんなことはないでしょうけど。
【Eさん】 私はUWのウェブサイトで情報を見つけたんですが、締め切りはその2ヵ月後。あわててGREを受けましたが、やっぱりVerbal
(英語)はぼろぼろでしたよ。他の2科目でなんとか補う、日本人留学生の典型的スタイルでした。推薦状は今の会社の上司と日本の会社の元上司にお願いしました。勉強する内容がこれまでの職歴の延長線上にあったので、頼みやすかったし、引き受けてもらいやすかったですね。そういう意味ではエッセイも書きやすかったです。ほとんど勢いで進学を決めたんですが、今思うと手続きについてはスムーズに進んだ方じゃないかと思います。
【ジャングルシティ】 入学した当時の感想をきかせてください。
【Eさん】 ほとんど日常生活の英語しか知らないような状態でいきなり大学院に入ったので、最初の学期は何も発言できませんでした。「授業の前にすごく準備していかないといけない」と言われますが、その場でどんどん話は展開していくわけですから、準備だけではもちろんそんなことには対応できない。一生懸命ラジオのビジネス英語講座を聴いているような状態です。2学期目からは授業中に意識して発言するようにしましたが、この段階ではまだ、とにかく発言することが大事だと思っていて、内容は誰かの言ったことの確認や質問に偏りがちでした。そのせいでクラスメートから「彼女は聞いてばかりで意味のある発言をしない」と辛らつな指摘を受けて落ち込んだりもしました。3学期目からは、ディスカッションで話の方向性を左右する発言ができるようになり、クラスメートにも「うんうん、そうだよね」と対等に聞いてもらえるようになりました。
【Sさん】 私はシアトル大学で経済学の学士号を取りましたから、今までやってきたことのさらに高度なことをやるんだろうな、という期待で入りました。教授が違うから教えかたも違うだろうとは予想していましたが、教授のうちの何人かは既に顔見知りだったので居心地がよくて、やりやすかったです。でも、大学のジュニアとシニアで特定の分野を専攻したと言っても、それはまだその学問のスタート地点に立ったことにしかならないんだ、これからが実践を交えた本当に高度な勉強なのだ、ということが、大学院に入ってわかりました。
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