オクシデンタル・パークに立つこのトーテム・ポールは、1974年にスポケーンで行われたエキスポに向け、有名な芸術家デュアン・パスコ(Duane
Pasco)によって制作されました。高さ35フィートの『Sun and Raven』はネイティブ・アメリカンの神話を表しており、また、高さ18フィートのキラー・ホエールは、鯨の背中に乗る男性がフィーチャーされています。高さ13フィートのフィギュアは手を広げて歓迎する仕草の物と、熊をかたどった物となっています。
また、三角形のパイオニア・スクエアにあるトーテム・ポールは、トリンギット・インディアン・トーテム・ポール (Tlingit
Indian Totem Pole)と呼ばれ、もともとはシアトル在住のビジネスマンらがアラスカのトリンギット部族から盗んだもの。ビジネスマンらはシアトル市への贈り物としてこのトーテム・ポールを献上しましたが、トリンギット部族はシアトル市を訴え、その返却と共に被害総額2万ドルを請求しました。この裁判で、裁判所はビジネスマンらを有罪としましたが、わずか500ドルの罰金を請求しただけで、このトーテム・ポールの所有権をシアトル市側に与えてしまいました。しかし、1938年にこのトーテム・ポールが放火で焼失すると、シアトル市はトリンギット族に5000ドルを送り、正式に制作を依頼しました。その時トリンギット族は、盗まれた最初のトーテム・ポールの分とあわせて2本分の制作費を請求したと言われています。