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John Stanford International School
4057 5th Avenue NE
Seattle, WA 98105
Phone: (206) 252-6080
>> 公式サイト
ワシントン大学の西側、シアトル中心部のビル群を臨むウォーリング地区に校舎を構えるのが、John Stanford International
School(以下、JSIS)です。幼稚園から小学5年生まで、合わせて375人が学ぶ同校は2000年秋、シアトルの公立小学校として初めて外国語のカリキュラム、いわゆる
『Immersion Program』(以下、IP)を開設しました。
まず IP に取り入れた言語はスペイン語。幼稚園生、および小学1年生を対象に各2クラス設置しました。このプログラムは言語そのものを教えるのではなく、算数、理科の2教科をスペイン語で習う、というものです。時間割にしたがって生徒達は、1日の半分をスペイン語で過ごさねばなりません。
教室の内外には、スペイン語で書かれた教材や注意書きの張り紙が見られます。プログラムはスペイン、メキシコ、ボリビア出身の教師やアシスタントが担当。生徒ばかりでなく、JSIS
の各教員もスペイン語の講習を受け、今では子供たちとの挨拶や日常会話はスペイン語、という徹底ぶり。これは外国語を学ぶことの難しさや、異文化理解の重要さを学校全体で感じ取り、学習に取り組む子供たちへの理解を深めるという同校の方針なのです。
■高まる外国語学習熱、日本語クラスも開設
現在 JSIS では、スペイン語の IP は低学年に限っていますが、むこう数年間で全学的に広げる予定です。さらに同校では、生徒が卒業して進学した先でも継続してスペイン語を学べる態勢を整えるため、近隣のミドルスクールにもプログラム設置を呼びかけています。
「外国語を身につけさせるには、算数や理科などの教科を通して教える方法が最適です」と強調するのは、JSIS のカレン・コダマ校長。同校では、最も優れた教授法を採用するために全米各地の学校を調査する中で、子供たちの興味を引き付けるには文法や読み書きのクラスより、算数など内容のあるトピックを示した方が効果的と判断しました。単語や熟語そのものを頭に詰め込むのではなく、授業内容を理解するために語いを増やすという点が、学習プロセスとしては自然な流れだとコダマ校長は考えています。
スペイン語プログラムが順調に進む中、同校では2番目のIPとして日本語クラス設置を決定。早速2001年秋からクラスを開講し、2人の日本語教員が担当する予定です。スペイン語、日本語の選択については、生徒の保護者に加えてシアトル地域の1万5,000に上る国際ビジネス企業・事業者から幅広く意見を集めたとのこと。「事業関係者は、日・スペイン両言語が10年後もビジネスの世界で広く使われると見ている」(コダマ校長)ことが有力な決め手となったようです。
■IP の成功、増加する入学希望者
1つの校舎で世界各国から来た子供たちがさまざまな言語を学び、異文化体験を共有できる環境を―。Seattle Public School
の最高責任者を3年間務め、シアトルの教育界で重要な役割を担ったジョン・スタンフォード氏の悲願が実を結び、建てられた学校が JSIS
です。
IP の実現が高く評価され、前回の新入生募集では定員を大幅に上回る志願者が殺到。入学できないケースも生じました。コダマ校長によると、公立校である
JSIS への入学は、同校の学区内に住む子供が優先されます。外国人にも門戸は開かれており、実際に同校で学ぶ日本人生徒の姿も見かけますが、問題は通常の授業についていける英語力が必要となります。
ちなみに同校では、一般児童のカリキュラムとは別に、非英語圏出身の生徒を対象に Bilingual Orientation Center(BOC)を開設しています。BOC
では基礎的な英語力を身につけ、またアメリカの文化や社会全般について学習することを主眼とし、その後子ども達が一般クラスに編入する上での支援をします。
今年5月、JSIS に地元のプロ野球チーム・マリナーズのイチロー選手らが訪問し、英語、日本語、スペイン語を交えてスピーチ。子供たちは大喜びでした。他の公立小学校に先駆けて日本語プログラムを取り入れた
JSIS。近い将来、イチロー選手に日本語で質問する JSIS の生徒の姿が見られるようになるかもしれません。
■みなさんからのお便り ・・・・・・・・・・
息子たちの学校が載っていてうれしいです。日本にいるお友達にも、紹介してしまいました。日本人の子があまりいないのでちょっとさびしいです。人気がでてしまって、簡単に入れてもらえないのですよね。(naonao)
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