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前作 『Spellbound(邦題:チャレンジキッズ 未来に架ける子どもたち)』 でアカデミー長編ドキュメンタリー賞にノミネートされたジェフリー・ブリッツ監督の最新作。思春期の高校生が恋愛をきっかけに成長していく様子を描いたラブ・コメディです。
引っ込み思案で、学食で注文をする時ですらどもってしまい、食べたいピザもろくに頼むことのできない高校生のハル(リース・トンプソン)。両親はけんかの絶えない毎日で、ついに父ドイル(デニス・オヘア)は家を出て行ってしまいます。どことなく未来に希望が持てない日々の中、通学途中のバスの中で同じ学校に通うジニー(アンナ・ケンドリック)に、「一緒にディベート大会に出てみない?」と誘われます。「大勢の人の前で話すことなんて自分には到底無理だ」と言いながらも、その日から彼とは正反対の堂々とした性格で自分にはない才能を持ったジニーのことで頭がいっぱいに。そんな彼女の側にいることができるならとディベート・クラブに入り彼女と大会を目指し日々練習に励むハルでしたが・・・。
恋をすると世の中が全く違って見えるという、思春期の少年ならではの発想を面白おかしく見せてくれます。母親の新しい恋愛に微妙な感情を抱く姿や不器用にしかジニーに想いをぶつけられないハルにもどかしさを感じ、微笑ましくも、思わず彼を後押ししたくなってしまいました。また、吹き替えかと思ってしまうほど早口でまくし立てるディベート大会出場者のスピーチは見ごたえ十分。よくこんなに舌が回るものだと、日本語でも早口の苦手な私はただただ驚かされました。公開は8月10日から。(え)
写真©Picturehouse
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