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第9回 : WAに新しいワイン産地、Red
Mountain誕生!
"Red Mountain"という地名は初めて聞かれた方が多いと思います。これは、Benton Cityに近いヤキマ・ヴァレーの一番東、コロンビア・ヴァレー内にあるワイン産地の名前で、今年4月に晴れてワシントン州5番目の公認ワイン産地(AVA:American
Viticultural Areas)となりました。(⇒他の産地については第1回を参照して下さい)
Red Mountainの面積は4,040エーカーと、ワシントン州のワイン産地の中では一番小さいもの。現在そのうちの700エーカーでぶどう栽培が行われ、Hedge・Kiona・Seth
Ryan・Blackwood Canyon・Oakwood・Terra Blanca・Sand hillなどのワイナリーが畑を所有しています。これらのワイナリーはこのRed
Mountainが正式にAVAとして認められるよう掛け合い、今年ようやくその努力が実ったというわけなのです。
ここで少しAVAについて説明しましょう。アメリカでは、ワインを含むアルコール類 はBATF(連邦政府アルコール、タバコ及び火器取締局)が管轄しています。このAVA
もBATFに申請し、認められなければなりません。ワインのラベルにはよく「OO」ヴァレーと産地が書かれていますが、これはAVAとして認められている産地のみが記載することができるものなので、昨年まではRed
Mountain産のぶどうはAVAではなかったため、コロンヴィア・ヴァレーとしてくくられていたことになります。
ヤキマ・リバーへ向かってぶどう畑がなだらかに傾斜するこの新しい産地、Red Mountainは、特に良質の赤ワインを生み出すことで注目されています。カベルネソーヴィニヨン・メルロー・カベルネフランなどの赤ワイン用のぶどう品種が多く栽培さ
れており、深い色合い、濃厚なアロマと風味が特徴です。現在Red Mountainの産地名 のワインは非常に少ないですが、これからワシントン州産のワインのラベルに間違い
なく増えていくことでしょう。要チェックです!
■マックのワイン日記
ワイナリー HEDGES
ワイン名 RED WINE
ヴィンテージ 1999
産地 COLUMBIA VALLEY, WA
価格帯 $10前後
HEDGESはこのRed Mountainに目をつけ、先頭に立ってAVAに認可されることを進めてきたリーダー的存在のワイナリー。赤ワインをメインに造っています。このワインは99年ですからまだ産地はCOLUMBIA
VALLEYと記載されていますが、ぶどうはRed Mountain産のものも含まれていると思われます。RED WINEと銘打ったこのワインはカベルネ・ソーヴィニヨン52%、メルロー35%、シラー5%、カベルネ・フラン8%と、チェリーやカシス、スパイスなど4種類のぶどうがブレンドされていることから、香りも様々。適度なタンニンと飲むとスーッと入っていくような、喉越しのスムーズな赤。他に、値段が高め($40前後)ですが、HEDGESからRed
Mountain Reserveという赤ワインも出ています。
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