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  日本ソムリエ協会公認ワインアドバイザーのマックです。ワシントン州産のワイン情 報を盛り込んで、みなさんがワインを楽しむお手伝いができたらと思っています。    
       


第7回 : ワイナリーに行こう!


ワイナリー巡りができるのも、ワイン・カントリーであるからこそ!ワシントン州のワイナリーの大半は、一般客にオープンされています。ワイン好きであるなら、1度は行ってみたいもの。ワイナリーを訪れた後は、今までのワイン観が変わってきますし、訪れたワイナリーのワインを飲むのは格別の思いがします。

ワイナリーを訪れるのはマックの趣味の1つ。初めて訪れたワイナリーは山梨県、勝沼にあるワイナリーです。ご主人がワイナリー内を色々と説明しながら案内してくれ、最後にご主人と一緒にティスティングをしました。
「ワインを飲むだけでなく、実際造られている現場を自分の目で見る」
この経験がマックのワイン好きにさらに拍車をかけたのです。

今回は知っておくと得するハウツーからマックおすすめのワイナリーをいくつかご紹介します。
 

マック流ワイナリー攻略法
  1. ワイナリー訪問は1日2、3ヶ所がベストです。欲張って廻りすぎると、舌も麻痺し、味もわからなくなってきます。最高4、5ヶ所といったところでしょう。理想は午前1ヶ所、午後2ヶ所です。また、午前中のオープンしたばかりの時間帯は、人も少ないので、ゆっくり試飲できます。お目当てのワイナリーは早めに行きましょう。

  2. 自由にテイスティングできるところでは、白から赤、軽口(ライトボディ)から重口(フルボディ)へ、辛口から甘口の順に飲むことをおすすめします。白から赤、辛口から甘口に変わる時は、前のワインの風味がグラスに残らないほうがいいので、置いてあるピッチャーの水をグラスに少し入れ、グラスを何回かまわし、ゆすぐといいでしょう。 

  3. テイスティングはせいぜい10種類くらいが限度。それを超えると何を飲んでもわからなくなってきます。テイスティングするカウンターには普通、水の入ったピッチャー、吐き出すための容器、気の利いたところではクラッカーなどが置いてあります。これらはテイスティングを助けるためのものです。飲んだワインの後味が強いときは、水やクラッカーで口の中を洗い流すことも大切です。マックはもちろん、ワイナリーを巡るときにはクラッカー、ミネラルウォーター持参で、次のワイナリーへ移動中にも口の中を洗い流します。ちなみにクラッカーは余り味の付いてないもののほうが適しています。

  4. 香水、タバコなど匂いの強いものは、テイスティングの妨げになるので、ワイナリー巡りの日にはやめましょう。これはレストランでワインを飲むときにも言えることです。

  5. ワイナリーにはそこでしか買えないボトルが置いてあるところがあります。これは訪れた人だけの特権。是非味わってみてください。テイスティングはワイナリーによって無料、有料に分かれています。

  6. 特に小さなワイナリーを訪れる場合は、収穫時期(ワシントンだと8月下旬〜10月位)を避けたほうがいいでしょう。この時期はワイナリーにとって正念場なので、人手がそちらにまわってしまうことがあります。

  7. もしそのワイナリーが気にいったら、大概メールリストなどが置いてあるので、サインしておくといいでしょう。ワイナリーでのイベントなどがある時は教えてくれます。

マックおすすめのワイナリー
CHATEAU STE. MICHELLE(シャトー・サン・ミッシェル)

シアトルからもすぐ行けるWOODINVILLEにある州内でも大規模なワイナリー。シャトーと名付けられているように、ヨーロッパ風の建物が美しく、優雅な雰囲気。ツアーは予約しなくても良く、30分おきくらいにある。ガイドの人とワイナリー内の設備を廻るもので、ぶどうが収穫されてからボトルになるまでがわかる。特に何百もの樽が積み上げられたバレル・ルームは圧巻。樽の香りが強すぎて、咳き込んでしまうほど。
ツアーの終わりに4種類ほどのテイスティングが待っていて、ガイドの人がティスティングの方法も教えてくれる。ワインに関連するグッズも充実しており、ここのギフトショップは飽きない。ワイナリーは初めてという人はここから行ってみるといい。


COLUMBIA CREST
(コロンビア・クレスト)

ワイナリーは州境に近いPATERSONにある。I-90を走り、途中I-82へ折れ、PROSSERで220号線にのり、ひたすら南に走る。まっすぐの道が延々と続き、交通量もほとんどなく、ドライブにはもってこい。爽快な気分が味わえる。ワイナリーはヨーロッパの田舎を思わせるようなかわいい建物で、セルフ・ガイドツアーで自由に見学できる。各所でボタンを押すと英語での説明が流れる仕組みになっている。ティスティング・ルームで好きなワインを4種類選んでテイスティングできる。その中にはワイナリーでしか買えない、RESERVEやESTATEものも含まれているので、是非味わってみよう。ワイナリーの外にすぐぶどう畑があり、ワインを造るぶどうの木を目の当たりにできるのも興味深い。


COVEY RUN
(コヴィ・ラン)

I-82のZILLAHにあり、案内板に沿って進むと、小高い丘にワイナリーがある。ここはツアーはなく、すこし樽を貯蔵している場所が見下ろせる程度で、テイスティング・ルームが主体。テイスティングできるワインのリストがあり、種類の制限はなかった。高級クラスのワインは有料試飲となる。ワインのほとんどが手頃な価格で、ワインによっては6、7$で買えるものも。ワイングッズも充実。

ワイナリーではワイナリー内のツアーに参加できたり、ワイナリー内のショップでティスティングできるところ、ティスティングルームが独立していいるところ、アポを取らないといけないところなど、いろいろなスタイルがあります。Washington Wine Commission(ワシントンワイン協会)のウェブサイトでは各ワイナリーの紹介や営業時間等が網羅されています。参考にしてみてください。
 

マックのワイン日記

ワイナリー CHATEAU STE. MICHELLE
ワイン名 MERLOT
ヴィンテージ 1996
産地 CANOE RIDGE VINEYARD, COLUMBIA VALLEY, WA
価格帯 $15前後

近くのカレッジでノースウエスト・ワインのクラスを受講した時にテイスティングしたもの。産地のCANOE RIDGE VINEYARDはシングル・ヴィンヤード(単一畑)である。ヴィンテージから5年も経っているので、どんな味かとわくわくしてしまった。大抵のお店では96年物より、もっと若いヴィンテージが置いてあるかも(ワイナリーではヴィンテージ別に品切れていなければ、買うことができる)。思ったより色は進んでおらず、ガーネットカラーで、プルーンや中国の香辛料の八角や丁子のような香りもする。タンニンは熟成によって穏やかになっており、角が取れたまろやかな味わいで今が飲み頃といったところ。


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第 7回 ワイナリーに行こう!
第 6回 チーズを肴にワインを
第 5回 ワシントン州でとれる白ワインのぶどう品種
第 4回 ワシントン州でとれる赤ワインのぶどう品種
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第 1回 目が離せないワシントン州産のワイン
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