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  日本ソムリエ協会公認ワインアドバイザーのマックです。ワシントン州産のワイン情 報を盛り込んで、みなさんがワインを楽しむお手伝いができたらと思っています。    
       


みなさんは、ワシントン州が、カリフォルニアに次ぐワインの産地として 有名なことをご存知ですか?
「せっかくそんなワイン・カントリーに住んでいるなら飲まなきゃ損!」 ということで、ここではワシントン州産のワインのことを盛り込みながら、 ワインにまつわるお話をご紹介します。会話を弾ませ、食卓を豊かにし てくれるワインは、知れば知るほどはまっていく、そして人を幸せにして くれるお酒だと思います。ぜひご一緒にこの魅惑のお酒を 楽しみましょう!


第1回 : 目が離せないワシントン州産のワイン


私達が住む地球には、『ワイン・ベルト』と呼ばれる地帯があります。 これは、北半球で言うと北緯30度から50度の間のことで、ワイン造り に使う葡萄が栽培されていることから、このような名前で呼ばれてい ます。天下のワイン大国フランスもこの『ワイン・ベルト』に位置してい ますが、なんと私達の住むワシントン州も、そのフランスとほぼ同じ緯 度にあるのです。

ワシントン州には、主に4つのワインの産地があります。1つ目は太平洋沿い のピュージェット湾地域、2つ目は州の中央にあるコロンビア・ヴァレー、 3つ目は同じく州中央部のヤキマ・ヴァレー、そして最後は州東部のオ レゴン州との州境に近いワラワラ・ヴァレーです。 ピュージェット 湾地域は、ご存知の通り雨が多く、葡萄栽培にあまり適していな いことから、ワイナリーはあっても葡萄はコロンビア・ヴァレーから なんていう所がよくあります。一方、他の3つの地域は、ワシントン州を 東西に分断するカスケード山脈の東側にあり、雨が少ない上に、日中は 温かく、夜は涼しいという気候なので、葡萄栽培には最適。この気候の おかげで、ワシントン州産のワインのほとんどは、ここから生まれます。 特に、私の大好きな赤ワイン、メルローの質の良さは有名です。

また、ワシントン州内にあるワイナリーの数は、小さい所も含めると、なんと 160ヵ所。4年前は80ヵ所程度だったということですから、目覚しい 発展を遂げていると言えます。しかも、今でもまだ続々と新しいワイナリーが 誕生しているというのですから、まったく目が離せません。ちなみに、今注目 されているのはワラワラだとか。まだまだ成長過渡期のワシントン・ワイン、 今後も楽しみですね。


マックのワイン日記

ワイナリー COLUMBIA CREST
ワイン名 MERLOT(ESTATE SERIES/ESTATE BOTTLED)
産地 COLUMBIA VALLEY, WA
価格帯 $20前後

コロンビア・クレストはワシントンを代表する大手のワイナリー。ワインはどれも質が安定している。日本に輸入されている数少ないワシントン・ワインのひとつで、ワイン雑誌にもよくお目見えするので、前々からとても気になっていた。

エステート・シリーズは特に、通常のものよりワンランクアップしたもの。ワイナリーで試飲したときも、メルローはずば抜けて美味しかった。香りがとてもよく、凝縮した果実味と長いアフター・テイスト(*1)が楽しめ、このワインのすばらしさを教えてくれる。ステーキなど牛肉の料理と相性○。チーズではゴルゴンゾーラ(*2)とぴったり。

ヴィンテージから4年経っていたけれど、まだ1、2年置いても楽しめそうな感じ。めったに出くわさないオリが瓶底に少し溜まっていて、ただものではないという風合いだ。オリが気になる人はデキャンタージュするといい。
  1. ワインを飲んだ時の口の中にに残る後味。これを余韻ともいい、長いほど良いワインとされる。
  2. 世界3大ブルーチーズの一つ。スペルはGorgonzola。


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第11回 今 WALLA WALLA(ワラワラ)が熱い!
第10回 ワインと自然
第 9回 WAに新しいワイン産地、Red Mountain誕生!
第 8回 本はワインを知るための水先案内人!
第 7回 ワイナリーに行こう!
第 6回 チーズを肴にワインを
第 5回 ワシントン州でとれる白ワインのぶどう品種
第 4回 ワシントン州でとれる赤ワインのぶどう品種
第 3回 失敗しないワイン選び
第 2回 ラベルが読めれば、ワイン選びもこわくない!
第 1回 目が離せないワシントン州産のワイン
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