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国際結婚してアメリカに来たのが1996年、6月。
カリフォルニア→コロラドと引越しを繰り返しシアトルにたどり着く。 いいかげんこの辺で落ち着きたいと思っているが、どうなることやら。
現在アメリカ人のダンナとわがままな猫との3人暮らし。
妊娠してからは「妊婦に一番悪いのはストレス」をモットーに、 面倒くさいことは全てダンナにおしつけ、猫とゴロゴロ昼寝の毎日。 のんびりできるのも今のうち、と優雅で気楽な妊婦生活を過ごしている。
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第12回 : 分娩出産
〜 labor 〜
麻酔を使うと一般的に陣痛が少し弱くなるようであるが、私の場合もそうなった。赤ん坊もなかなか下がってこないようでいきみがうまく進まない。そこで陣痛促進剤を使用。麻酔で下半身の感覚がほとんどないため、モニターを見ながら陣痛の波にあわせていきむのだが、うまくいきめているのか自分でもよくわからないし、力の入れ具合が難しい。麻酔は効いていても足腰はけっこうしっかりしていたため、いろんな体勢でいきみ続けた。それにしても出てこない。初産は時間がかかるとは聞いていたが、いきみはじめるとゴールは近いはずでは…。だんだん疲れてきた。麻酔のおかげで痛みがないから耐えれているが、こんなにいきんでもまだまだなのかなぁ。次第に麻酔の効き目が弱くなり、じわーっと痛みがもどりだしたので麻酔を追加してもらった。
どうも赤ん坊がひっかかってなかなかでてこれないでいるらしく、心拍数が落ちてきたので酸素吸入をしながらいきみつづけた。いきみはじめてから2時間以上がたっていた。結局吸引装置をつかって赤ん坊をひっぱりだすことになったのだが、それでもなかなか出てこず、もうヘロヘロになってきた。全身の力をこめてふんばるから顔は真っ赤、血管がぶちぶち切れそうである。もうダメ〜と思った時「これでだめなら帝王切開」の声が聞こえた。ここまで頑張ったのに冗談じゃない!と必死でいきんでプチっと意識がとびそうになったとき、つるんと出てきてくれた。
「ほえぇぇほえぇぇ」
と情けない泣き声がきこえてきた。感動!なんていうより放心状態で
「あー、やっとでてきた」
としか考えられなかった。麻酔で痛みがなかったから頑張れたけど、これで痛みがあったらと思うとぞっとする。胎盤がでてくる後産が終わるまで、ただぼーっとしていた。その後、赤ん坊を抱かせてもらい、顔をみた。どっちに似てるなんて全然わからない、ふにゃふにゃの赤ん坊。やーっと会えたねぇ。じわーっと嬉しさがこみあげてきた。
《続く》
注)当ページに記載されている内容は個人の一意見です。この情報に基づいて行動した結果なんらかの損害が発生した場合においても、執筆者およびジャングルシティは一切責任を負いません。記載された情報を活用される場合は、あらかじめ専門家に照会するなど必要な確認を行った上、ご自分の責任で判断していただきますようお願い申し上げます。
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