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国際結婚してアメリカに来たのが1996年、6月。
カリフォルニア→コロラドと引越しを繰り返しシアトルにたどり着く。 いいかげんこの辺で落ち着きたいと思っているが、どうなることやら。
現在アメリカ人のダンナとわがままな猫との3人暮らし。
妊娠してからは「妊婦に一番悪いのはストレス」をモットーに、 面倒くさいことは全てダンナにおしつけ、猫とゴロゴロ昼寝の毎日。 のんびりできるのも今のうち、と優雅で気楽な妊婦生活を過ごしている。
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第11回 : 陣痛
〜 contractions 〜
出産予定日の2日前の朝、トイレに行ったら出血があった。これはいわゆるおしるしといわれているもので、これがあると出産が近いというサインなのである。うわーいよいよかぁ。もうここまでくると不安というよりは何となく楽しみ。もうすぐ妊婦生活も終わりである。だんなに出血があったことを告げ、出産が近いから心の準備をしておくようにと念をおしておいた。その日はしばらく行けないだろうからとちょっとリッチに外食をし、公園を散歩などしていたのだが、やたらお腹が重い。赤ん坊が下がっているのか、単なる食べ過ぎのせいか、少し歩いても足の付け根にどっと負担がくる感じ。今思えばこれは出産の前ぶれであった。
夜になるとおしりの周辺がじわーっと痛むようになり、お腹の圧迫感も強くなってきた。ずっと続くわけではないのだが、おさまったと思ったらまたじわーっと痛みが来る。しばらく様子をみていたが眠気がきたので寝ることにした。うつらうつら寝ること約2時間、しだいに強くなる圧迫感で目が覚めた。陣痛の様子をみると約5分間隔で1度の時間は30〜40秒である。しばらくしてからだんなを起こ
して、助産婦に連絡した。まだまだ痛みは弱く、余裕もある。それから約2時間後、 陣痛の間隔が3分、1度の時間が40〜50秒の時病院へ行った。
病院に着くと服を着替え、陣痛の間隔と赤ん坊の心音をチェックする機械をお腹につけられた。子宮口はなんと7cm!これにはびっくり。7cmってもっともっと痛いはずでは?痛みは強くなってきているものの、これくらいならまだ耐えられる。ジャグジーに入ること1時間、痛みがさらに強くなってきた。陣痛の波がくるとぐっと手に力が入る。腰をおしてもらったり、ジャグジーの泡をあてて痛みを逃す。ジャグジーからあがって調べたら子宮口は約8cmになっていた。
ここで人工破水をすることに。長い箸のような棒でつついて破るのだが、痛みはない。羊膜が破れたら温かい羊水がだらーっと足をつたって流れ出た。なんでも羊水の中で赤ん坊がうんちをしていたらしく、少し汚れているため、赤ん坊が生まれたらすぐチューブで不純物を取り除く必要があると説明をうけた。破水をしたら痛みが急激に増してきた。陣痛は間隔があるからいいものの、痛みのレベルはどんどん強くなってきて、つい息を止めて痛みがすぎるのを耐えるように。呼吸法なんて頭からぶっ飛び、頭は真っ白になってきた。そこで麻酔を使うことにした。背中を消毒し針を刺して細いチューブをいれる間、陣痛がくるとだんなの手を必死で握って耐えていたのだが、麻酔が効きはじめるとうそのように痛みは消え、笑って会話する余裕がでてきた。おそるべし麻酔の力!
それからはすっかりリラックスして迎えた子宮口全開。こんなに楽でいいんだろうかと思うくらい痛みを感じない。陣痛の波も監視装置のモニターを見ないと来ていかどうかさえわからないほどである。もうすぐ赤ん坊と会えるんだなぁ…と思っていたのだが、私の場合はここからが大変であった。
《続く》
注)当ページに記載されている内容は個人の一意見です。この情報に基づいて行動した結果なんらかの損害が発生した場合においても、執筆者およびジャングルシティは一切責任を負いません。記載された情報を活用される場合は、あらかじめ専門家に照会するなど必要な確認を行った上、ご自分の責任で判断していただきますようお願い申し上げます。
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