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国際結婚してアメリカに来たのが1996年、6月。
カリフォルニア→コロラドと引越しを繰り返しシアトルにたどり着く。 いいかげんこの辺で落ち着きたいと思っているが、どうなることやら。
現在アメリカ人のダンナとわがままな猫との3人暮らし。
妊娠してからは「妊婦に一番悪いのはストレス」をモットーに、 面倒くさいことは全てダンナにおしつけ、猫とゴロゴロ昼寝の毎日。 のんびりできるのも今のうち、と優雅で気楽な妊婦生活を過ごしている。
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第3回 : つわり 〜
morning sickness 〜
妊娠というと誰もが思い浮かべるであろう「つわり」。ドラマなんかでは、よくウッとトイレにかけこむシーンがあるが、これほど個人差があるものもないだろう。全然つわりの症状がないという人もいれば、何を食べても吐いてしまい入院して点滴を受けるはめになる人まで、様々である。私の場合は幸せなことに非常に症状は軽かった。とりあえず何でも食べられるかわりに、ニオイだけがだめになったのである。
ニオイというニオイ全てがだめになってしまった。嗅覚というのは普段あまり意識することはないが、食欲との結びつきが意外に大きいことに気付いた。ご飯が炊けるニオイから肉や魚が焼けるニオイ(バーベキューなんてもう最悪)など、いつもなら食欲をそそるはずのニオイが嫌でたまらないのである。よって食欲もでないし、何を食べたいのかわからない。食べたいものが何もない状態というのがこんなに嫌なものだとは思わなかった。
それでもお腹はすくのである。つわりのことを英語でmorning sicknessというが、特に朝が気持ち悪い。空腹状態だとなんとなくムカムカしてくるので、とにかく何かを口にほうりこんでいたが、味なんて全然わからなかった。人によっては食べたいものが限られたりするようだが私の場合は特になく、しいてあげればうどんや素麺、こんにゃくゼリーやプリンといったツルンとした歯ごたえのものを好んで食べた。この時は内陸に住んでいたので、日本食が簡単に手に入らず、アメリカの食文化をちょっと恨めしく思った。
こんな状態が約1ヶ月くらい続いたある日、突然食欲がでてきた。ニオイはまだ少し気になったものの、味がわかるようになり、物を美味しく感じることができるようになった。
いやー嬉しかったのなんの。こうやって私のつわりは終わり、幸せな食生活にもどれたのである。これまでの体重変化はプラスマイナス0、何の変化もなかった。
食欲がもどったら食べたいものがいろいろと出てきた。刺し身や寿司もそのひとつであったが、この前の検診の時にやめるようにいわれていた。これには納得がいかなかったので結局食べてしまったけど、全然大丈夫だった。たぶん住んでいたのが内陸だったから、魚の新鮮さなどから念のために医者はそう言ったのかもしれない。医者によっても考え方は違うようで、シアトルの医者は「no
problem」とのことであった。
またこの時期私はやたらと眠くなった。一日中なんとなく体がだるくて眠いのである。幸い仕事をしていなかったので、寝たい時に寝れたのはラッキーであった。つわりに苦しみながら働いている人たちは大変だと思うが、何とか自分の楽になる方法をみつけて乗り越えてほしいと思う。
《続く》
注)当ページに記載されている内容は個人の一意見です。この情報に基づいて行動した結果なんらかの損害が発生した場合においても、執筆者およびジャングルシティは一切責任を負いません。記載された情報を活用される場合は、あらかじめ専門家に照会するなど必要な確認を行った上、ご自分の責任で判断していただきますようお願い申し上げます。
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