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News 4 : トラック
そうなんでございます。アタシね、先週生まれて初めてトラックを運転したんだわよ。ドキドキしたわ〜ん。アタシのダーリンの娘の1人がU-districtからKentに引越しをしたんですけど、アタシしか免許を持ってないもんだから、当日アタシが運転をするはめになったのよね。始め娘から
「引越してつだって〜ん?」
なんて言われたもんだから Step Daddy のアタシとしては
「Okay, Sweetheart. Anytime!」
なんて勢い良く言っちゃったのよ。まさか彼女がトラックを運転してくれなんて言っているのも知らずに・・・。甘かったわ。
当日アタシのちっちゃな車でどうやって何回も往復しないで荷物を詰めるかってそんなセコイことばっかり考えていたら、突然
「はい、これが鍵ね」
なんて言ってくるじゃない。アタシも暑さで頭がやられてたせいかまだトラックのトの字も頭に浮かんでなかったのよね。早速荷物を3階から降ろして
「この子どこ行くのかしら?」
なんて思ったらスタスタとトラックに荷物入れてるじゃなあい。あらま
「まさか・・・これって夢よね・・・!?」
アタシ、顎はずすかと思ったわよお、ほんとに。だって目の前にしているのは18フィートのU-Haul。
「お願いだから夢って言ってちょうだい、夢でしょ?」
冗談はあんたの顔だけにしてちょうだいな。まったく。アタシはトラウマ状態でウチの旦那に
「あたし聞いてないわよ、こんなの!」
って涙目で訴えたの。そしたらウチの旦那ったらまたもや必殺両肩上下させて
「Well...」
アタシは言ったわ、心の中で・・・
「Wellじゃなあいわあよ〜う!」(ノリコ風でおねがいしませう)
でもね、そんなこんな言っても時はすでに遅し。彼女曰く、この時期のU-haulはとても大人気で特に週末使用は予約をしなければ駄目らしい。そして、アタシのオカマの命をかけた決断が下されたの。
「やるしかないわ。マチルダ、あなた何時も大きいのが好きだって言ってたじゃない!オカマはね、一度決めたらとことん刺すものよ。だって持つもの持ってるんですもの」
そんなアタシは腹を括った後、最後のあがきとして
「アタシ、オートマじゃなきゃやらないわよ。スティック裁きは得意といってもそれとこれとは話が違うの。分かっていただけて?」
と娘に訴えた後、早速イメージトレーニングを開始したの。まずは
「朝日x―らジャケン!」
の菅原ブンタからトラック野郎マスコットで当時大人気だったガラガラ声の八代亜紀・・・。そんな瞑想していたアタシはまるでMatrixでトリニティが最後のシーンでオペレータにヘリコプターの操縦教育をお願いしたときのようだったわ。白目むいて頭ぶるぶるさせてね・・・。
さあ準備は整った。操縦15分前のイメージトレーニングの成果の見せ所よ!あたしは勢い良くクラクション鳴らして、とっとと出発したのでした。
「マチルダ、ここからが正念場よ。負けちゃ駄目」
でもね、実際乗ってみるとこりゃまた簡単。だって道路に出ても皆さん退いてくれるんだもの。まるでI-5の上にアタシのために赤い絨毯がひかれているようで、アタシは左右の車にSmile浮かべたりして。あんだけ気持ち良い思いをしたのはほんとに久しぶり。そんな久々の男っぷりにさすがのアタシもその時だけは強敵汗星人とも思わず仲良くなって
「あんたって臭いけど、今日だけは友達よ!」
と体からコンニチワしてきていた臭汗星人にウインクしてしまったわ。こんなしがないオカマなアタシ、また一つ新しいことを学んでしまった。やっぱり毎日が学習なんだわね。今度また誰か引越しでもしないかしら?またU-haulでドライブした〜い!
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