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大阪でのバブルOL経験後渡米。フィラデルフィアを経て長年の友人のいるシアトルに落ち着く。現在その友人が主人と変わり、息子と長女までいる。ヒップホップやロックが大好きな傍ら、子育てはフォークソング風(?)。
第14回 : おっぱい談義
妊娠・出産と話が続いていますので、今月は産まれたあとのおっぱいについて書いてみます。
まず、統計だけで見ると、日本の方が母乳の人が断然多いです。「混合」を含め、母乳を飲ませている割合は、日本では生後1ヶ月で92%、アメリカでは病院退院時で64%だそうです。そして、生後3ヶ月の日本ではなんと73%と、アメリカの病院退院時よりもまだ高い率になっていますが、アメリカの生後6ヶ月では29%にまで下がってしまいます。アメリカで大きな赤ちゃんにおっぱいをあげていることがどれだけ「珍しい」か、おわかりでしょう。誰もが「母乳はいい」と認めているにも関わらず、なぜかアメリカ人は母乳に抵抗があるようです。
日本でもそうでしたが、60年代から70年代以降、粉ミルクブームになりました。母乳はどうやら「原始」っぽくて洗練されていないイメージがあり、一口に言えば「ダサイ」と。そのイメージがぬぐい切れていない人が本当に多いのです。もちろん、産後に仕事復帰するお母さんの比もこちらでははるかに多いというのも理由の1つだと思いますが。
近年になってようやく母乳が見直されつつあり、米小児科協会も1才までの母乳を推奨しています(ちなみにWHOは2歳までなんですけどね)。でも・・・私の周りの普通のアメリカ人で、例えば参加していた親子クラス15人のグループで1才過ぎておっぱいをあげていたのは私の他にあと1人でした。
でも逆に、「自然派」の人達で3才でも4才でもおっぱいをあげる、という人もたくさんいます。統計は手元にないんですが、3才の時点での母乳の比率を日米で比較すればきっとアメリカの方が高いんじゃないかと思います。先日も友人の結婚式でおっきな女の子に(3才くらい?)堂々とロビーでおっぱいをあげている人を見かけました。極端というかなんというか・・・。
一方、母乳育児のサポートはとても盛んに行なわれています。産婦人科には看護婦さんの他にたいてい専属の「母乳コンサルタント」(有資格)がいて相談に載ってくれるし、一番大きくて有名な世界規模の母乳育児推進のグループはラ・レーチェ・リーグ(非営利)では、全米あらゆる所でグループがあり、誰でも参加できるミーティングが行なわれています。シアトルには全米に2つある日本語グループ(日本人のボランティアリーダーによる運営)のうちの1つがあります。日本にもグループがあるようですがミーティングなどの活動は、今のところアメリカ人による米軍基地内のみのようです。日本でも桶谷式という有料のサポートが有名ですが、ボランティアのグループもでてきているようです。
おっぱいは赤ちゃんにとっては心とからだの大事な栄養。それはわかってはいるんですが、やっぱり母乳が終わったあとのなんとも貧相な自分のおっぱいを見るとつくづく、ため息がでますよね・・・ま、いいか。
P.S. 現在妊娠7ヶ月。来月から10月まで産休を取らせていただきます。
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