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私のインターンシップ        
  留学経験者が自分のインターンシップ体験を語るシリーズ。
毎月違うインターンシップ経験者が登場します。
   
       


第5回: The Seattle Times Company 最終回

留学期間: 2003年9月〜2004年8月
インターンシップ期間: 2004年6月〜2004年8月


ご無沙汰しています。私が先月帰国してから日本は地震や浅間山の噴火、内閣改造といろいろな問題に沸いております。しかし、最近の大きな話題は日本もシアトルも同じく、イチローの新記録樹立ではないでしょうか?昨年のタイガース優勝といい、イチローの新記録といい、紙面でしか見られなかったことが残念でなりません。

さていよいよ最終回となる今回は、インターンシップを通して私が何を学んだか、また、これからインターンシップされる方へのアドバイスなどを書きたいと思います。

私がインターンシップをしていた中で最も恵まれていたと思うことは、なんと言っても人間関係です。スーパーバイザーも常に気にかけてくださり、何をすれば私のキャリアにつながるかと毎日話してくれました。他の課の方との交流の機会もいろいろとセッティングしていただき、遂にはCEOともお会いすることができ、1時間弱もファミリー・ビジネスやリーダーシップについて語っていただいたことは、私のインターンシップの中で最も大きな経験となりました。同じ課の中でも、いろいろな方が菓子をくださったり、私の机の近くを通りかかればいつも「仕事、わかる?困ったことはない?」とか「そういえば、昨日さぁ・・・」等と声をかけて、本当にメンバーの1人としてかわいがっていただきました。今思えばそういった環境であったからこそ私自身も伸び伸びと楽しく仕事ができましたし、毎日行くのが楽しみだったのだと思います。しかし、こういったことは、やはりある程度大きな会社であったからこそできたことかもしれません。と言うのも、他の会社でインターンシップをしていた友人の話では、アメリカの小さな会社では確かに実務経験はかなり積むことはできるのですが、スーパーバイザーも同僚も忙しく、誰にも相手にしてもらえなかったと聞いたからです。それは業種や社風によるものもあると思いますが・・・。

また、アメリカの会社の中での立場関係や会社の構造等も今回のインターンシップで学んだことの1つです。スーパーバイザーと部下の方の関係、また会社と社員のあり方、会社の教育方法など、現場でなければわからないようなこともいろいろと勉強させていただきました。会議1つでも、日本では上座・下座を気にし、名刺の受け渡しにも礼儀作法があると聞いています。しかしシアトル・タイムズ社ではCEOや取締役会の会議でない限り、格好や作法といったものは気にされず、それ以上に内容や方針を重視しているように思いました。スーパーバイザーも言っていましたが、社員がいかに結果を出すかということに重きをおいているようです。

さて、インターンをなさる方、また会社を探される方へ、私の経験から少しばかりアドバイスを書きたいと思います。会社探しに関しては、足を使う前にいかに多くの情報を集めるかが重要ではないかと思います。その点において、私は情報を集めきることができず、結果としていろいろな会社やお店に飛び入りで聞くという形になりましたが、今から思えばネットなり学校なりを利用すればもっと時間を有効に使うことができました。また、あまり業種など細かく絞りすぎるのも良くないのかもしれません。私の場合、始めは「何が何でも貿易か小売のアパレル、特にメンズ・フォーマル・ウェア」と決めていたので、それ以外のものが見えていなかったように思います。職務経験のある方はそこまで絞っても十分に通用すると思いますが、学生や新卒で経験が無ければなかなか厳しいですし、もう少し幅を持たせて「大手企業の○○部門」であったり、「政府系機関」ぐらいにとどめておいた方が、いろいろな会社が射程距離に入るのではないでしょうか。私も最終的には「アメリカ企業」「事務系」「英語のみのオフィス」という3つの条件で探すことにしました。決して妥協ではなくアメリカにいて、またインターンシップできる上で最も経験になる条件を私なりに選んだのです。「このインターンシップを通して社員として採用され、専門職ビザを申請してもらいたい」という状況でなければ(専門職ビザは学校での専攻と職務内容が関連している必要があるため)、あまりこだわりすぎず、与えられた条件の中で何をすれば自分の経験値となるのかと考えるのも1つの手だということです。これは初歩的なことかもしれませんが、意外に忘れやすいことでもあると思います。

3回にわたった私のエッセイもこれで締めくくらせていただきます。これがこれからインターンなさる方にお役に立てば、またその他の方にも面白く読んでいただければ幸いです。今シアトルで勉強なさってる皆さん、長いようであっという間の留学・インターンシップ思う存分楽しんでくださいね!

(2004年10月)


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第6回 The Seattle Times Company (3)
第4回 The Seattle Times Company (2)
第3回 The Seattle Times Company (1)
第2回 US Bancorp Securities
第1回 Seattle Thunderbirds
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