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私のインターンシップ        
  留学経験者が自分のインターンシップ体験を語るシリーズ。
毎月違うインターンシップ経験者が登場します。
   
       


第3回: The Seattle Times Company

留学期間: 2003年9月〜2004年8月
インターンシップ期間: 2004年6月〜2004年8月


初めまして!私はワシントン大学の "English of International Business Profession" (以下 EIBP)プログラム14期生の後藤といいます。2004年7月現在は The Seattle Times Company でこのプログラムの最終クラスであるインターンシップを行っています。今回は会社探しから始めた4月から順を追って、私のインターンシップでの経験についてお話していこうと思います。


4月

EIBP プログラムも半分が終わり、第3学期に差しかかったころ、いよいよ最終目的であるインターンシップの会社探しが始まりました。実家が営んでいる繊維・服飾関係(スーツ生地の輸入・仕立て)の会社に関わる仕事をしたいという思いから、インターンシップ先として、シアトルにある洋服店や繊維貿易会社などを探していました。しかし、今まで先輩方が参加された会社の資料などで見つけた繊維関係は中古品の店やカジュアル系の店のみでなかなか自分の意にそぐわず、暗中模索の日々が続くばかり。当初はシアトルに支社を置く日本商社の方もあたっていたのですが、よい返答はいただけませんでした。

4月半ばに入ると、私のスーパーバイザーが、これまで連絡をとったことがなく未経験の商社や服飾関係を探すのを嫌がりはじめ、とうとう4月末には「君がまだ服飾関係等を探すのであれば、私はもう何も手伝わない」と言い出しました。ご存知の方も多いと思いますが、ビザによっては学校を通さずに個人でインターンを探すのは違法になることもあるそうです。しかし、スーパーバイザーから勝手に自分で探せとのお達しが下った以上、自分で探さない限り進展はないですし、何より自分の納得のいくインターンシップ先を見つけたかったので、それからは授業の合間をぬって個人的に会社訪問を始めました。


5月

私がやった会社訪問は、ダウンタウンの店に飛び込み訪問をしてインターンを雇うことができるかどうか聞いてみることです。パリッとスーツを着込み、意を決して店に入り、店員の方にインターンに関して尋ねてみました。

最初の店は、忘れもしませんダウンタウンは 4th Avenue にある高級洋品店 David Lowrence。「いったい何を言おうか」「どうしたらいいのか」と、店の前をうろうろすること約10分。なにぶん英語に関しては台本でもない限りすらすらと話せるなんてことはありえなかったのですから、前夜から考えていた台詞を復習し、最後は「考えてもしゃぁない、どないかなるやろ」と店に飛び込みました。入ってからは不思議と少し落ち着き、お客がおらず暇そうにしている店員の方に声をかけ、いろいろ聞いてみました。「何とかせな」という気持ちから、とりあえずお店のお偉いさんを呼んでもらい、話を聞いてもらうことに成功。しかし、逆に質問攻めにあい、敢え無く撃沈してしまいました。

2社目以降は次第に会社訪問に慣れ、「こう聞けばいいだろうか」「あそこはこう言った方が印象よかったかな」などといろいろ考えられるようになってきました。それにしても今思えばなかなかいい経験でした。まぁ、お店の方からすれば、けったいな日本人が来て、いい迷惑だったとは思いますが(笑)。

最終的にダウンタウンにあるブティックなど10社ほど回りましたが、そんなこんなしているうちに5月も半ばにさしかかり、いよいよ時間がなくなってきました。というのも、6月頭までにインターンをする会社を決めなくてはならなかったからです。

私としては、何とかして商社か繊維服飾関係にと思っていたのですが、自分の足で探して無理だったという結果から、「これはしょうがない、じゃぁインターンをする上で何を次に優先させようか」と思案しました。このころ、スーパーバイザーからはまったく関係のない会社を推薦され、メールが来るたびにある店の名前を挙げては「そこでいいでしょう?」と書かれていました。この時期、まだインターンシップ先が決まっていない友人が数人いましたが、彼女らもなぜそれを薦められるのかわからない(自分が意図していない)会社を推薦されていました。スーパーバイザーとしては、過去にインターンを送った経験のある会社にさっさと入れてしまいたかったのでしょう。

これではまずいと思い、私がインターンで優先させたい事項(英語のみである、米国企業である、オフィス内で働ける)を理解してもらえるよう数度にわたってメールし、それにあてはまる企業の情報や先輩方のレポートなどを送ってもらったところ、ある食品輸出会社を見つけました。商品は違えど輸出入にも興味があったので、「ここに面接などを申し込んでください」とメールし、待つこと数日。この食品輸出会社に関しては評判も良く、誰も競争相手がいなかったので、クラスメートみんなも「それはいけるに違いない」と思っていた時に、想像を超えた返事が来ました。

「社長の娘がインターンをするので、今期は無理」

そう言われては反論できません。ただ振り出しに戻っただけでした。そこで再び資料を大量に送ってもらい、先輩方のレポートに目を通していたところ、何かおもしろそうで、なおかつアメリカの大手企業を体験できそうな会社を見つけました。それが現在インターンシップをしている The Seattle Times Company だったのです。さっそくスーパーバイザーに連絡して面接してもらえるよう取り計らってもらい、そこからは早いもので翌日に同社からメールをいただき、面接日を電話で決めることになりました。実はこの電話がすでに面接だったと知ったのは、数日後に同社のオフィスへ面接に出向いた時でした。面接の日時を決めるだけだと気楽に電話をしたところ、いきなり「なぜこの会社を選んだのか?」「インターンを通して何をしたいのか?」と質問攻めにあいました。この時はワシントン大学の HUB (Husky Union Building)の電話ボックスからかけていたのですが、周りからはよほどおかしな輩に見えたに違いありません。狭い電話ボックスの中で目を白黒させて、おかしな程に身振り手振りして延々30分も電話をしているのですから・・・。 The Seattle Times Company

結局、対面面接では何も聞かれず会社案内をされ、「じゃあ結果を後で送るから」と言われさっさと終了しましたが、その数日後に待ちに待った念願のインターンシップ決定の連絡が到着。時既に5月末。ギリギリのところで決まり、何とか6月からインターンシップができると、胸を撫で下ろしました。

インターン編へ続く

(2004年7月)


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第6回 The Seattle Times Company (3)
第4回 The Seattle Times Company (2)
第3回 The Seattle Times Company (1)
第2回 US Bancorp Securities
第1回 Seattle Thunderbirds
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