× close
ENJOY SEATTLE! ▼
コーナー一覧
◆旅の基本情報----
準備編
滞在編
◆泊まる----------
ホテル・ガイド
◆買う------------
ショップ・ガイド
◆食べる---------
レストラン・レビュー
レストラン・ガイド
カフェ・ガイド
カフェに行こう!
ティールーム・ガイド
ベーカリー・ガイド
バー&ラウンジ・ガイド
ワイナリー・ガイド
あの食材を英語で
◆遊ぶ・楽しむ--------
エリア・ガイド
観光スポット
観光ツアー・ガイド
アクティビティ・ガイド
クルーズ・ガイド
スパ・リラクゼーション
イベント・カレンダー
映画
シアトルからの小旅行
◆FindMe!---------
FindMe!
掲示板はこちら!▼
カテゴリ・利用規約
Seattle's Favorites
Gourmet
Travel
Buy & Sell
Wanted
Friends
Work & Study
Learning English
Love & Marriage
Family & Kids
Health & Beauty
Sports
Entertainment
Car & Tech
Other Cities
News & Opinion
Let's Talk
General
今のダンナが日本に留学していた時、度重なる「アメリカにおいでー」攻撃にまんまとひっかかって、1999年6月、シアトルの土を踏む。「英語ができない」「友達もいない」と、うだうだ悲しい気分が続いていたものの、どうにか自分が幸せになる道を作らねば、と奮闘中。苦しまぎれに「つまんなーい!日本に帰る−(T_T)」と半泣きになってもびくともしないダンナ相手に、悔しいのであれやこれやと作戦を練る毎日を送っている。
第44回 : 家を買うことにした "住みたい場所、見つけた"
私の住みたい家ってどんな家?住みたい場所ってどこ?
「家買うの?どこに住みたい?」
と聞かれても、そんな基本的な質問にさえさっぱり答えられなかった。
ところで、ホントにあたしたち家買うの??実感がさっぱり沸かなかった。
家の外観やインテリアは後で自分で変えればいいんだから、とにかく場所よ、場所!と、とりあえず車で目星を付けた場所へ行き、実際に物件をチェックすることにした。ダンナはまだイーストサイドかシアトルか決めかねていたので、
「ま〜、とりあえずシアトルも見てみよー。見るだけならタダだし」
とシアトル居住推進派の私は、彼をまんまと誘い出した。
ダンナがまずセントラル・ディストリクトを見て周りたい、と言うのでその周辺へと車を走らせた。あまりに街中すぎて治安が悪いところもいやだな、と思いつつ、街の中心地に近いのはなかなか魅力的であった。確かに穏やかでなさそうなところもあるが、近年の地価上昇に伴い、住宅購入者の所得層も上がってきているようで、予測していたより小綺麗な家が多かった。
レイク・ワシントンを望むMadrona Park近くになると、家の手入れも行き届き、リッチな雰囲気だった。壁の色はクリーム色や薄いグレーやベージュ、屋根は濃い茶色、というのがオーソドックスな組み合わせだが、濃いパステル調の青や緑を使った壁色も上品にマッチしており、住人それぞれの個性がはっきりと現れていた。白や黄色のかわいらしい花々(花の名前なんて知らない・・・)が心地よいそよ風になびき、庭の手入れのよさに比例するように金持ち度もアップしているようだった。
シアトル市内はどの家もイーストサイドの家よりこじんまりしていて古い。1920年築なんてザラ。日本で言えば大正時代か・・・。もし日本に居たら、そんな天然記念物みたいな家、わざわざ買わないよなあ。そんなに古い家でもまだ住めるとは驚きであった。しとしと雨の多いシアトルの家は湿気が多くて長持ちしないのだと思っていたのだが、手入れをすればそんなことはないらしい。
ひとつ驚いたのが、家を買うときにすでに売る時のことを考えなければならないことだ。もし家自体のメンテナス状態がよくても、車通りの多い道に面していたりその一帯の治安が悪ければ、将来売却する際、購入した時より高値で売ることができない。不動産の評価が低くなってしまうのだ。単なる「スイートホーム」としての役割だけではなく、不動産投資の目的も兼ねることから、購入の際は慎重に選ばなければならない、というわけだ。こんな小市民の私たちでも「不動産投資」なんて、バブルみたいだわ〜。
よい条件が揃えば揃うほど、私たちの予算で手に負えるような家ではない、ということはよーくわかったけれど、胸がときめいた。やっぱりシアトルに住みたいなあ。でっかい女優仕様のウォーキング・クローゼットもギリシャ様式もどきの白い柱もいらない。私は背が低いので、吹き抜けるような高い天井じゃなくてもいい(ダンナはデカイけど、この際無視)。このこじんまりした、かわいらしい家に住みたい!言い換えればボロっちいけど味のある家とも言えるが、この際どっちでもいい。ぼろい家だからこの先メンテも大変だし、出費もかさむけど、やっぱりシアトルが好き。
「どう思う?」
とダンナに問いかけると、イーストサイドの家を見ていたときの煮え切らない態度とは違い、明らかに目の輝きが違った。
「やっぱりシアトルはいいねえ」
よーし、いいぞ。ダンナ洗脳作戦、無事成功。
候補地にシアトルも加えます、とリアルターに伝え、その週末は早速ノースシアトルの物件へ3人で出向いた。その家はすぐ目の前が公園の広い芝生に面しており、一面の緑が風にそよぎ、カップルは犬と戯れ、それはそれは平和な風景であった。玄関入ってすぐのリビングルームには大きな窓から光が注ぎ、絨毯も新品に換えてあった。2階に2つ、1階に1つベットルームがあり、スーパーマーケットへはチャリンコで行ける距離。おお、なかなかいいじゃないの。
これ、買えば?
ダンナは胡散臭そうに、そんなに安易に決めるな、と無言で訴えていた。
問題は、1階にバスルームが隣り合って2つあったのだが、どうも間取りが不自然なのだ。階段下のスペースを無造作にぶち抜いて、最初からあるバスルームの隣にもうひとつバスルームを付け足したようだ。後から付け足したトイレが暗く作りが粗末で、まるでベニヤ張りの公衆便所のような様相であった。加えて、この家は売主がすでに引越しており、空家になっていた。
多くの売主は現在の家を売りに出し、一方自分たちは別の物件を購入し、入れ替わりで引っ越すというケースが多い。家を売りに出し見学者が訪れる時期も、まだ売主が住んでいることがよくある。すでに空家になっている、ということは、売るのに時間がかかり、売主はすでに新しい家に引っ越してしまった、という可能性がある。売り物件が活発に出始め、家を売りに出していることを示す不動産屋のサインがあちこちに立っている時期に、人気のある地域にもかかわらず市場に出て数ヶ月経過している、ということはその家に何かしら問題がある、というサインだそうだ。
リアルター曰く、この家の場合はおそらくバスルームが原因ではないか、ということだった。なるほど。浅はかすぎる私を許しておくれ、夫よ。買った後リモデルしてもいいが、それらの予算は購入時の住宅ローンに組み込めないので、別途資金が必要になる。その金をいつ調達できるかわからないので、この物件はやめたほうがいい、という結論に達した。
ちなみに、この家の隣の古い建物はデイケアだったが、その建物の2階にあるベランダの柵が崩れ落ちた形跡があった。ああ、危ない・・・。デイケアは少し人の出入りが激しいし、子供が外で遊んだりして少し騒々しいのもこの物件が売れない原因かな、と思ったりした。自分に子供ができた時、隣にデイケアがあるのは便利だけど、ちょっと危険管理が薄そうな雰囲気がいやだなあ。
何はともあれ、やっと家探しがスタートし始めたと実感した時、アパートの契約終了はあと2ヶ月先に迫っていた。
(つづく)
■ ■ ■
ご意見・ご感想は
こちら
まで。
注)当ページに記載されている内容は個人の一意見です。この情報に基づいて行動した結果なんらかの損害が発生した場合においても、執筆者およびジャングルシティは一切責任を負いません。記載された情報を活用される場合は、あらかじめ専門家に照会するなど必要な確認を行った上、ご自分の責任で判断していただきますようお願い申し上げます。
■
最終回
ふと気がつけば5年目
■
第53回
家を買うことにした "買った後の修理費"
■
第52回
家を買うことにした "もうこれでいいや"
■
第51回
家を買うことにした "3度目のオファー・2度目のインスペクション"
■
第50回
家を買うことにした "3回目のオファーを出す前に"
■
第49回
家を買うことにした "迷い"
■
第48回
家を買うことにした "強気な売り手"
■
第47回
家を買うことにした "2度目のオファー・初めてのインスペクション"
■
第46回
家を買うことにした "ふりだしに戻る"
■
第45回
家を買うことにした "初めてのオファー"
■
第44回
家を買うことにした "住みたい場所、見つけた"
■
第43回
家を買うことにした "物件を探し始める"
■
第42回
家を買うことにした "序章"
■
第41回
「2人単位」
■
第40回
「人の話を聞いてるの?」 (後編)
■
第39回
「人の話を聞いてるの?」 (前編)
■
第38回
「効率的」と「がさつ」の境界線
■
第37回
要はしつけ次第
■
第36回
新年の抱負は達成されるか?
■
第35回
ガイジンの私と移民局(その2)
■
第34回
ガイジンの私と移民局
■
第33回
里帰り
■
第32回
服を買いに行こう
■
第31回
ケーキ作りへのあくなき挑戦
■
第30回
I'm honest, but I'm not popular.
■
第29回
ダブルカヤック
■
第28回
イベント
■
第27回
オリンピック
■
第26回
これは・・・使えるな
■
第25回
今年の正月
■
第24回
お金に対する感覚
■
第23回
Pink slip
■
第22回
嫌われる国際結婚女
■
第21回
言い訳できないアメリカ
■
第20回
夏の生活
■
第19回
親知らずを4本抜いた
■
第18回
ライバル登場
■
第17回
アメリカのOtakuたち
■
第16回
ハイキング
■
第15回
シアトル化
■
第14回
私の家族との初対面
■
第13回
今年の正月は日本に行ってやるぞ
■
第12回
2人でカウンセリングに行きました
■
第11回
日本ぽい料理
■
第10回
人の嫌がることはしないようにね
■
第 9回
カタカナと正しい発音
■
第 8回
それ恥ずかしくない?
■
第 7回
良いサービス?悪いサービス?
■
第 6回
コミュニケーションのデジタル化
■
第 5回
Rob the cradle
■
第 4回
We are in the same boat
■
第 3回
言葉摩擦
■
第 2回
気遣いスイッチ
■
第 1回
国際結婚、はじまりはじまり・・・
ジャングル日誌
|
会社紹介
|
コンテンツに関するお問合せ
|
技術的なお問合せ
広告掲載について
|
ご利用上の注意
|
個人情報保護ポリシー
当ホームページ掲載の記事、写真、イラスト等の無断転載を禁じます。
This site is protected by copyright and trademark laws under U.S. and International law.
© 1998-2008 Junglecity Network, Inc. All rights reserved.