ある日の夕方、車の中で、
"I have a bad news."
とダンナが切り出してきた。ほう、ナンダ?と返事するまもなく、
"I got laid off today."
ときた。ああ、ついに来てしまったのね。気を遣ってわざわざこなくてもいいのに。驚いた、というよりは最近どこの会社も景気悪いのねえ、とつくづく実感した、という感じであった。よくのぞいているインターネットの掲示板でも
「レイオフになりました」
という無念の書き込みがちょくちょくあったので、いつかダンナにも起こるかもしれない、と覚悟はしていたのだ。もしダンナがレイオフになったら何て言うべきか?やはりアメリカ的に"Everything
is gonna be all right!" 調かしら。個人的な好みとしては、悩んでるときに能天気にそう言われるのは好きじゃないのだが、彼はアメリカ人だからこの路線で行くべきかなあ、と、実際に起こった場合に備えて用意をしていたのだ。我ながら用意周到な行動である。