MENU

トラベラーズ・チェック

  • URLをコピーしました!

トラベラーズ・チェックとは、旅行者用の小切手のこと。銀行に出向けば日本円や米ドルなど、旅先で使用されている通貨で作ります(アメリカの場合は米ドル)。トラベラーズ・チェックは、盗難にあったり紛失してしまった場合でも、所定の手続きをしておけば再発行をしてもらうことができます。少額の現金以外はこのトラベラーズ・チェックで持っていくようにしましょう。

トラベラーズ・チェックの購入


トラベラーズ・チェックは都市銀行や地方銀行などで購入できます。空港にも銀行があり、そこで購入することもできます。ただ、売り切れていたり、混雑して長い列ができていたりすることもあるので、出発日より前に購入しておくことをおすすめします。トラベラーズ・チェックは、現金のように$10、$20、$50、$100などといろいろな金額があります。銀行によっては$50の10枚パックや$100の5枚パックなど、パック売りしているところにもありますが、できるだけ$20など小さ目の紙幣にしてもらう方が、使い勝手が良いです。

トラベラーズ・チェックの使い方


トラベラーズ・チェックには、署名する箇所が2つあります。購入したらすぐ、あらかじめ署名しておく方の欄にパスポートと同じ署名をしておきましょう。実際にお店などで使う時は、現金と同じようにこのトラベラーズ・チェックを差し出し、2箇所所ある署名欄の残りの1箇所(もう1ヵ所は購入時に予めサインしている)に、店員の前で署名します。この2つの署名が揃って初めて現金と同じようにトラベラーズ・チェックを使うことができます。パスポートなどの身分証明書(ID)の提示を求められる場合もあるので、準備しておきましょう。また、おつりは現金で戻ってきます。アメリカではだいたいのお店でトラベラーズ・チェックを受け取ってくれますが、バスやタクシーなどでは受け取ってもらえないので注意しましょう。

トラベラーズ・チェックの現金化

トラベラーズ・チェックは、だいたいどこの銀行でも現金にすることができます。「買い物の時にいちいち署名するのが面倒」という人は、まとまった金額を現金に替えておくのもよいでしょう。なお、一度にあまり大きな金額を現金化することは避けましょう。

トラベラーズ・チェックの注意点

再発行できるといっても所定の手続きをあらかじめしておかなければ再発行が難しくなります。

  1. トラベラーズ・チェックには2ヵ所サインする欄があります。2ヵ所のうち1ヵ所は、使用前に本人のサインをしておく欄です。もう1ヵ所は購入時に店員の前でサインをする欄です。このあらかじめサインをしておく欄には、トラベラーズ・チェック購入後直ちにパスポートと同じサインを全枚数にしておきましょう。これをしていないと、紛失した場合など、誰かに使われてしまう可能性があります。
  2. トラベラーズ・チェックを購入すると購入者用の控えをもらえます。これには購入したチェックのすべてのナンバーが記載されています。これは必ずトラベラーズ・チェックとは別のところに入れて持参しましょう。トラベラーズ・チェックを再発行しないといけなくなった場合に、このナンバーが必要になります。
  3. トラベラーズ・チェックを使ったら、使用した日と使用したチェックのナンバーを控えておきましょう。再発行が必要な際に、どのチェックを紛失したのかがわかります。
  • URLをコピーしました!

この記事が気に入ったら
フォローをお願いします!

もくじ