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ダウンタウンからパイクストリートを海に向かって歩いていくと正面に見えてくる
『PUBLIC MARKET CENTER』 の看板。シアトルのシェフたちも新鮮な食品を買いに来る総合市場パイク・プレース・マーケットの入り口だ。1907年、農産物の高騰に怒った数百人の農民達が農産物をワゴンに乗せてやってきたのがそもそもの始まり。その後、アメリカの大不況時代に全盛期に突入したが、第2次世界大戦中に農民の多数を占めていた日系人達が強制収容所へ連行されると、マーケットの存続自体が危機に直面することとなった。しかし、1960年に 『Friends Of The Market』 という団体がマーケットの保存運動を開始し、1971年に今日のマーケットの基礎となる議案が可決され、パイク・プレース・マーケットは現在ではスペース・ニードルに次いで訪問者数の多い観光スポットとして、シアトルのランドマーク的存在になっている。 マーケットに入るとまず目につくのが、魚売場。サーモンやカニ、ロブスター、いか、たこなど、そして夏から秋・冬にかけては名産のキングサーモンとダンジネス・クラブ(カニ)が店頭に所狭しと並んでいます。ごろんと寝転ぶ巨大な魚達はかなりの迫力だ。「こんな形をしていたのか」
なんて勉強になったりするので、スーパーマーケットの切り身パック・刺身パックしか知らない子供にもいいという。店先に陣取った売り子が「今日の魚は!」と景気のいい声をはりあげ、お客が注文をすると、氷をしきつめた中に寝転がっている魚を、カウンターの向こうにポーンと放り投げ、パートナーがキャッチするのが見どころだ。魚売場の隣は、色とりどりの新鮮な野菜や果物、花などが所狭しと並べられているファーマーズ・マーケット。ワシントン州は全米でも有数の農産物の産地であることから、野菜や果物の種類の豊富なことに驚くだろう。その奥には土産物になるドライフルーツやアクセサリ類も売られているので、ぜひチェックしてみよう。また、地下にはアンティーク・ポスター・香・レコード・アクセサリ・バッグなどの小売店がある。すべての店を見てまわるには半日かかるだろう。写真右はメキシコ製のアクセサリなどを販売しているシントリ(Cintli)。オーナーのベトさんはとてもフレンドリーで、おしゃれなアクセサリをデザインするデザイナーでもある。 もちろん、小売店だけでなく、カフェやレストランもいろいろある。もうかなり古い映画となってしまった感があるが、『Sleepless
in Seattle(邦題:めぐり逢えたら)』 でトム・ハンクスが同僚と食事をするシーンに使われたアセニアン・イン(Athenian Inn:Pike
Place Market 1階)や、屋外での食事が楽しめるボリビア料理のコパカバナ(Copacabana Cafe:1520 1/2 Pike
Place)、イタリア料理ならピンク・ドア(Pink Door)、フランス料理ならカンパーニュ(Campagne)、ビストロならシェシェ(Chez
Shea:Pike Place Market 2階)やル・ピシェ(Le Pichet:1933 1st Avenue)などよりどりみどりだ。軽食で済ませたい場合は、イタリア人が経営するイタリア料理の惣菜店デロレンティ(DeLaurenti:1435
1st Avenue)、フランス人とアメリカ人共同経営のベーカリー、ラ・パニエ(La Panier:Pike Place Market のストリート・レベル)などもおすすめ。そしてファンなら見逃せないのは、今や世界の大企業に成長したスターバックスの1号店。1971年に開店したこの店舗は、当時使われていたロゴ(胸を露出した人魚の下半身の魚部分が左右に分かれているリアルな絵)を掲げている。早朝は比較的静かだが、昼ごろから夕方にかけてはごった返すことも多い。特にこの店舗でしか販売されていない 『Pike Place Market』 の文字が入ったマグカップなどは土産物としても人気だ。夏には店舗の前でカルテットやミュージシャンらによるパフォーマンスが楽しめることもある。 Pike Place Market 【営業時間】 市場 月〜土 10am-6pm; 日 11am-5pm; 地階 毎日 11am-5pm; 案内所 毎日 10am-12pm 【定休日】 感謝祭、クリスマス、元日 【公式サイト】 www.pikeplacemarket.org 【問い合わせ】 (206) 682-7453 |
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