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シアトルから車で約3時間東へ行ったところにある小さな町ウェナチーは、"Apple
Capital" と呼ばれる米国最大のリンゴの生産地。初夏には若葉、夏本番には真っ白い花、収穫期には赤い実をつけたリンゴの木がどこまでも広がる様子は圧巻だ。
■ U-Pick
農産物の生産で有名なワシントン州では、果物や野菜などを自分で収穫する "U-PICK" (ユー・ピック("U"
は "YOU" にかけています)が盛ん。シアトルからも車でこの "U-Pick" を行っている農家へ行くことができる。自分で収穫する醍醐味は、産地での収穫を体験できること、スーパーマーケットなどで購入するよりも価格が安いこと、新鮮であることなどが挙げられる。車でわざわざ行く必要があるが、こういった醍醐味を味わえるのは、"U-Pick"
ならではと言えるだろう。"U-Pick" には予約は必要ないが、収穫時期は毎年異なるので、新聞などで確認してから出かけよう。 |
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■ 行き方
ダウンタウン・シアトルからは、北回りと南回りの行き方がある。どちらもほぼ同じ距離だが、北回りの場合はドイツ村レブンワースと、オールド・アメリカン・シティと呼ばれるカシミアを通ることができる。
>> 詳しくは、『特集:カスケード・ループ』
で。
北回り:I-5 で北へ向かい、520号線の東行きに乗り換えてレイク・ワシントンを渡り、I-405の北行きで北上する。23番の出口で522号線の
"US-2/Woodinville/Wenatchee" の方に乗る。スティーブンズ・パス、ドイツ村のレブンワース、オールド・アメリカン・シティと呼ばれるカシミアを通り、ウェナチーに到着。距離にして約140マイル(約224キロ)。
南回り:I-90 で東へ向かい、アウトレットのあるノース・ベンド、滝のあるスノコルミー を通り、Cle Elum で WA-970号線へ。そして
US-97の北行きに乗り、Highway 2 に乗り換え、オールド・アメリカン・シティと呼ばれるカシミアを通り、ウェナチーに到着する。距離にして約150マイル(約240キロ)。
ドライブの途中では美しい自然を満喫できるが、家や建物が連なる都市部ではないので、これだけの距離を移動するなら、きちんと計画を立てていく必要がある。運転に不慣れな場合はなおさらだ。長距離を運転したことがない、英語力が不十分で何かあってもコミュニケーションが十分にできないなどのように不安材料がある場合は、土地勘のある人やさまざまな状況に臨機応変に対応できる人と一緒に行くのがいいだろう。自分の家からの行き方は、Google
Map や Mapquest で確かめること。また、カーナビも活用しよう。
■ チェリー
ウェナチーはリンゴの他にもさまざまな果物や野菜を生産する農業地帯で、毎年初夏から数週間は、レイニア・チェリーやビング・チェリーの収穫期。シアトルで販売されているチェリーは軒並み1ポンド4〜7ドルとなっていますが、果樹園(orchard)で収穫する場合は1ポンド1ドル程度からあります。シアトルから車で約3時間かかるとは言え、自分で収穫するのはスーパーマーケットで買うよりもはるかに楽しいものでしょう。
チェリーの "U-Pick" を楽しめる果樹園は、ウェナチーの新聞 "Wenatchee
World" の公式サイトの "Classified" に掲載されていますが、常に掲載されているわけではないので、こまめにチェックする必要があります。中には前庭や裏庭に1、2本の木があるだけで「"U-Pick"
ができる」と "Classified" に掲載する家庭もあります。そういったところではすぐにチェリーがなくなってしまうだけでなく、あまり
"U-Pick" の醍醐味が感じられませんので、周辺を車で1周してみるなどして、よい果樹園を見つけるようにしましょう。Highway
28 沿いには "U-Pick" の看板を出しているところがちらほらあります。
上の方の実をとるには果樹園で使われているハシゴに上る必要がありますので、汚れてもいい服装がおすすめ。スカートやかかとのある靴はおすすめできません。肩からかけられるようになっている紐がついたケース(写真下)を用意してくれているところもありますので、これを体の前にかけてハシゴを上り、実をとっていきましょう。たわわに実ったチェリーの重さで下まで垂れている枝もあるので、子供でも自分でとることができます。
ただし、殺虫剤など農薬が使われている場合がほとんどなので、木からとった実をそのまま食べたり、木や実をさわった手で目などをこすったり、指を口に入れたりしないようにしましょう。また、飲料水や手を拭くタオルなど、必要なものは自分で持っていくのがベストです。
■ 支払方法
果樹園では重さによって料金を支払うことになっています。ほとんどの場合、支払い方法は現金のみ。細かい紙幣が必要になることもあるので、1ドルや10ドルの紙幣を用意していきましょう。価格は場所によってさまざま。周辺を運転してみて、よいところを見つけましょう。
※このページに掲載されている写真は 440 South Iowa Avenue, Wenatchee, WA 98802 (Map)
にある果樹園で撮影したもの。価格は1ポンド1ドル。簡易トイレも設置されていました。 |

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