 |
 |
パイオニア・スクエアでイタリア料理店カフェ・ベンゴディとルイジズ・グロットを経営するルイジ・デナンジオ氏が手がける3軒目のレストラン。2003年3月の開店以来、パイオニア・スクエアの隠れ家的レストランとして少しずつ人気が出てきています。取材当日はまだ観光客の姿もまばらな土曜日の朝11時ごろで私たちが1番乗り。周辺のオフィスで働く人たちなどで賑わっている平日のお昼時とは違って、意外に静かな週末の朝という雰囲気です。
せっかくの太陽とブランチを楽しむため、照明を暗く落とした店内ではなく、歩道に置かれた屋外席へ。正面は駐車場なので決して眺めが良いとは言えませんが、坂の下には緑の葉を茂らせた木々とパーゴラが見えます。
ホワイトボードに書かれたメニューには、おいしそうなシーフード・リングイニやマリナラ・ソースのパスタ、肉料理などがいっぱい。しかし、朝の食事には少し違うものが食べたいと考えていると、"How
about Italian omelet?(イタリア風オムレツはいかがですか?)"と、イタリア系アメリカ人のウェイターがすすめてくれました。英語はそれほど流暢ではないものの、とてもフレンドリーで甲斐甲斐しく世話を焼いてくれるこのウェイターの言葉で、朝ご飯はオムレツに決定。具はいろいろ選べるとのことで、イタリアン・パセリ、イタリアン・ソーセージ、グリーン・ベルペッパー、マッシュルーム、パルメザン・チーズにしました。
|
待つ間にアメリカーノをオーダー。同店が使用しているのは、イタリア国内の業務用市場で最大のシェアを持つコーヒーメーカー、イリー社(illy)の豆。1933年に創業した同社の現会長エルネスト・イリー氏は「コーヒーの神様」と呼ばれ、アラビカ種100%を電子セレクターという独自の選別機にかけて不良豆を完全に廃除し、じっくりローストしたその味は、エスプレッソの最高峰と呼ばれています。
しばらくしてサーブされた"イタリア風オムレツ"は、小さく刻まれた具と、ほどよく焼き上がった卵がふんわりと混ざり合ったフリッタータでした。「フリット(揚げる)」が語源とされるフリッタータは、卵と具を混ぜ、オリーブ・オイルを敷いたフライパンでしっかり焼き上げる卵料理。本国イタリアでは食べやすい大きさに焼いてサーブするそうですが、同店では半分に折った形でサーブされました。つけあわせのカリッと揚げたポテトとの相性も抜群です。そのままで味が十分についているので、ケチャップなどもまったくかける必要はないでしょう。
サイドで頼んだガーリック・ブレッドは、バターとガーリック・ペーストをつけて焼いたパンではなく、みじん切りにしたチリとガーリックなどが漬け込まれたオリーブ・オイルを、アルチザン・ブレッドにかけたもの。パンのクオリティが問われるようなこの一品は、とてもおいしくいただけました。
このパスティアーモはイタリア各地の料理を紹介するべく、特定の地方で見られるアイテムを月替わりのメニューにしているとのこと。次回は新しいイタリア料理を発見しに行ってみたいですね。
|

イリー社の豆を使ったアメリカーノ。

イタリア風オムレツ。

チリとガーリックのオリーブ・オイルをかけたブレッド。 |
|
 |


Pastiamo
106 James Street
Seattle, WA 98104
>> Map
>> バス路線(Metro's Trip Planner)
Phone: (206) 223-0042
【営業時間】
ランチ 月〜金 11:30am-2:30pm
ディナー 月〜土 5pm-10pm
日曜定休
【価格】
アペタイザー $2.50〜$10
メインディッシュ $8〜$15
【駐車】
路上駐車・有料駐車場
【その他】
イタリアの地方料理を月替わりで紹介
歩道に屋外席あり
(2004年11月現在)
※掲載した情報は予告なく変更される場合があります。 |
 |
 |