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にぎやかなパイク・プレース・マーケットの一角にありながら、ホッと落ち着く小さなトルコ料理専門店『ノー・バウンダリーズ・カフェ』。入口を入ると、ひとなつっこい笑顔を浮かべたオーナーのラマザン・センタークさんが、“Welcome
to No Boundaries Cafe!”と、声をかけてくれます。
トルコ料理と言われてもピンと来ないか、香辛料たっぷりの不思議な味といったイメージが浮かぶかもしれませんが、フランス料理、中華料理と並ぶ世界3大料理の1つとされるその食文化は極めて多彩。しかし、同店では1998年の開店以来、「トルコ人だけでなく、世界各国の人に味わってもらいたい」というラマザンさんの考えにより、香辛料を抑えた味付けを心がけているとのことで、日本人の口にも合う、素材のよさを引き出した優しい味わいが楽しめます。
壁にかけられたメニューやショーケースには、ボレック・スープ・サンドイッチ・パニーニ・サラダ・デザートが並んでいますが、今回は、マーケットで購入したオーガニックの野菜をふんだんに使っているというゴルゴンゾーラ・チーズとアルグラのサラダ、ビーフとオニオンのボレック、グリルした茄子・トマト・ベルペッパーとモツァレラチーズのパニーニ、クラムチャウダー、そしてトルコの伝統的なレンティルと野菜のスープに決定。ついつい欲張ってしまうクセがありますが、結局これで満腹なりました。
まず、寒い日にぴったりのスープから。一般的に味が濃く、喉が焼けるような思いをすることがあるクラムチャウダーですが、これは意外にあっさりした味付けながら、クラムの味がしっかり出ている一品。また、レンティルとポテト・セロリ・タマネギ・にんじんなどの野菜がたっぷり入ったスープは、赤い色とは裏腹にスパイスがかすかに感じられるぐらいで、胃に優しい風味です。新鮮なアルグラとゴルゴンゾーラ・チーズもビネグレットが程よくかかり、野菜そのものの味を十分に味わうことができます。
野菜とチーズを挟んで焼いたパニーニは、モツァレラチーズがいい感じにとろけた香ばしさがポイント。秋は茄子・トマト・ベルペッパーのコンビということですが、マーケットで見つかる旬の野菜を使うとのことでした。トルコの伝統的な料理の1つであるボレックは、パリパリのパイ皮に肉や野菜を詰めたもの。今回は牛肉のミンチとタマネギを少量の塩胡椒で味付けしたものをいただきましたが、その他にもほうれん草やチーズを詰めたものなど、3〜4種類から選ぶことができます。 |

とてもフレンドリーなオーナーのラマザンさん。

季節によって具が変わるパニーニと、優しい味のスープ。

トルコの伝統的な器に入った紅茶を食後に。

店内は明るくカジュアルな雰囲気。
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トルコでは食後にお茶を飲む習慣があるというラザレスさんがサービスしてくれたのは、ユニークな形をしたガラスのコップに入った紅茶。トルコの伝統的な器だそうで、「小さいカップだから、何杯も飲まないといけないんだよ」とのことでした。
「店に来るお客様は、私の友達」というラマザンさんは、とにかくフレンドリー。常連客も、「ラマザン!」と気軽に声をかけるので、会話が弾みます。また、観光スポットのマーケット内にあることから、シアトルを訪れる観光客はもちろん、国際ビジネスマンたちも頻繁に訪れるとか。取材当日も、デンマークからビジネスで訪れているという人や、オレゴン州のポートランドから来たというトルコ人男性の2人組みがランチを楽しむ姿が見られました。コンベンションで滞在しているというイギリス人のビジネスマン2人は、「明後日にはイギリスに帰るけど、明日のランチもここに来るよ」と笑顔でラマザンさんと握手。店の中央部にある柱には、そんな人たちから送られてきた絵葉書や写真がピンでとめられ、その名のとおり「国境のないカフェ」であることを感じさせてくれます。
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■主なメニュー
| クラムチャウダー |
カップ$3.50 ボウル$4.50 |
| レンティルと野菜のスープ |
カップ$3.25 ボウル$4.25 |
| サンドイッチ |
$5.50 |
| サラダ |
$5 |
| サンドイッチ&ハーフ・サンドイッチ |
$6.90 |
| サラダ&ハーフ・サンドイッチ |
$6.95 |
| スープ&サラダ |
$6.90 |
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No Boundaries Cafe
93 Pike Street, #204
Seattle, WA 98101
>> Map
>> バス路線(Metro's Trip Planner)
Phone: (206) 223-0998
【営業時間】
月〜土 9am-6pm
日 11am-5pm
(2003年10月現在)
※掲載した情報は予告なく変更される場合があります。 |
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