 |
 |
イラン生まれのカミュアー・カーシュデルさんがパイク・プレース・マーケットとポスト・アリーを見下ろすスポットにヴィヴァンダ・リストランテをオープンしたのは、2002年5月末。ちょうどその頃開催されていたシアトル国際映画祭のイベント会場の1つとなって、一気にシアトルのダイニング・シーンの仲間入りを果たしました。
イランからイタリアへ移住し、アンコナという町のイタリア料理店でマネジメントの修行を始めたというカーシュデルさんは、2度目の移住先となったここシアトルでも約16年間に渡ってアサジオやイザベラといった、評判の高いイタリア料理店のマネジャーを歴任。その経験を生かして、新鮮な魚介類や農産物を簡単に入荷でき、眺めも良く、人が集まる場所という3拍子揃ったこのスポットで、長年の夢だったというイタリア料理・地中海料理店の開店に踏み切りました。同店をイタリア語で食べ物という意味の
"Vivanda" と命名したのは、「シンプルに、食べることを楽しんでいただきたい」というのがその理由です。
同店に入ると、右手のバーとダイニングエリアの向こうにピュージェット湾が見え、細長い形のライトがバーのカウンターとテーブルをほんのりとオレンジ色に照らす、落ち着いた空間が広がります。席に着いてしばらくすると、意外なことに、映画
『Godfather Part I』でアル・パチーノ演じるマイケル・コルレオーネが新妻アポロニア(シモネッタ・ステファネリ)とファーストダンスを踊るシーンで流れる曲がBGMでかかりました。「どうしてこの曲を?」との質問にカーシュデルさんは「すばらしい映画の美しい曲をイタリア料理店で流さないわけにはいかないですからね」と照れたような笑顔を見せました。 |

オリンピック山脈とピュージェット湾の眺めは格別。 |
さて、今回いただいたのは新鮮なダンジネス・クラブの身がぎっしり詰まったクラブケーキ、大きなサーモン・グリルがついた日替わりのリゾット、そして魚介類がたっぷり入ったパスタのトマトソース味。直径4センチぐらいのクラブケーキは、つけあわせのルコラと、少し酸味の利いたオリジナル・ソースと一緒にいただきます。カニ身が詰まっていないクラブケーキは食べるそばからボロボロと崩れてしまいますが、同店のクラブケーキはフォークをいれても形はそのまま。また、油っぽくないので、食が進み、カニ好きにはおすすめの一品です。日替わりのリゾットの方は、大きなサーモンの切り身が上に乗った豪華版なのですが、米粒の芯を残したタイプで、ローズマリーの味が強く、好き嫌いが分かれるかも。一方、シーフード・パスタの方は、あさり・ムール貝・エビ・イカと、あっさりしたトマトソースがぴったり。パスタもアルデンテで、カーシュデルさんが「マーケットを訪れる日本人にも評判がいい」と言うのもうなずけます。
|

シーフードがいっぱいのパスタは、シアトルならでは。 |
季節の食材を多く採りいれているため、メニューは3ヶ月ごとに替わる上、こだわりのワイン・リストには毎週新しいワインが登場するとか。マーケットを訪れた時のランチやビジネスでのランチ、ちょっと大人っぽいディナーなど、いろいろなシーンに活用できるリストランテと言えそうです。
■今回いただいたメニュー:
クラブ・ケーキ $12
日替わりリゾット $14
シーフード入りパスタのトマトソース味 $14.50
グラスワイン:$5.50〜
(取材: 2002年6月) |

サーモンがどっかり乗ったゴージャスなリゾット。 |
|
 |

Vivanda Ristorante
95 Pine Street
Seattle, WA 98101
>> Map
>> バス路線(Metro's Trip Planner)
Phone: (206) 442-1121
【営業時間】
ランチ
毎日11:30am-4pm
ディナー
月〜木 5pm-10:30pm
金・土 5pm-11pm
日 5pm-10pm
バー・メニューは毎日11pm-1am
ハッピーアワー
毎日 5pm-7pm
【公式サイト】
www.vivanda.com
【駐車場】
路上駐車
【支払い方法】
VISA、MC、AMEX、JCB、Discover、トラベラーズ・チェック、現金
【フィーチャー】
屋外席・プライベートダイニングルーム
(2005年3月現在)
※掲載した情報は予告なく変更される場合があります。 |
 |
 |