2002年6月初旬、フリーモントの新築ビル1階にオープンした『Bouchee Creperie
& Cafe』(ブシェー・クレペリエ・アンド・カフェ)。バーガンディーに塗られた壁の落ち着いた雰囲気に誘われて行って来ました。
入り口を入ると右手はオープンキッチン。2人のシェフが丸い鉄板の上でクレープ生地を薄くのばしながら焼いている様子が見えます。左手の壁にはオペラか演劇の一場面を描いた大判の絵が数枚飾られ、両端には緞帳のようなカーテンが下がり、まるで劇場にいるかのよう。 |

右手の壁は劇場のような壁画とカーテンつき。 |
「この絵も、このカーテンも、劇場関係の友人が手がけてくれたものなの」とは、オーナーのティファニー・ダイアモンドさん。マーケティングのプロとして約20年間に渡って東海岸やシアトルで働いたダイアモンドさんは、シアトルの小劇場でもマーケティングに従事し、その縁で今回の開店にもたくさんの人たちが協力してくれたそうです。「ずっとマーケティングをやってきたけれど、そろそろ好きなことをする時だと、夫と話しあうようになったのが約2年前。レストランを経営する父親と、おいしい手料理を作ってくれる母親に育てられた私の中には、もともとホスピタリティ(人をもてなす)精神が溢れていたのね。だから、今度は自分が誰かをもてなすために、レストランをオープンしようと決めたのよ」
当初、ダイアモンドさんは旅行先のフランスで人気の高いクレープ・スタンドを作ろうとしましたが、シアトル市の許可が下りず、ついにインティマン・シアターそばのこの店舗でレストラン様式のクレープ屋を始めることを決意し、約1年間の準備の末にめでたく開店しました。
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できたて・アツアツのクレープが楽しめます。 |
| 今回いただいたのは、アボガドとベーコンのクレープと、新鮮な季節のベリーとホイップ・クリームのデザート・クレープ。アボガドとベーコンのクレープはサワークリームと一緒に細身に巻いてあり、そのまま手で食べられそうですが、今回はナイフとフォークでサックリといただきました。クレープ自体にもハーブなどが入っているそうで、女性なら程よいランチになるという感じです。 |

アボガドとベーコンのクレープ。ナイフとフォークで。 |
| 一方、ブルーベリーやストロベリーなどの新鮮なベリーを使ったデザート・クレープの方は、果実のほのかな甘みと、砂糖をごく少量に抑えてあるホイップ・クリームの相性がピッタリ。アメリカのデザートは甘すぎて途中で食べられなくなることがありますが、同店のパリジャン・ストリート・ベンダー・クレープなら好きな具を選べるので、ある程度は自分で甘みを調節することができます。同伴者が食べたエスプレッソ・クレープはコーヒー・アイスクリームにチョコレートなどがドカンと乗った、アメリカン・スタイル。これだけでもおなかがいっぱいになりそうなボリュームでした。 |

ベリーとクリームの相性はぴったり。 |
| 同店ではワインやビールなどのアルコールもあり、ディナータイムにはクレープとサラダ、デザートとフルコースで楽しめます。また、同店の奥は「お客さんが食事の後にミーティングをしたり、劇場関係の人たちが仕事の話をしたりできるように」と、椅子やカウチが置かれたリビングルーム風なセッティングになっているのも、ダイアモンドさんらしい。仲のいい友人たちやカップルでのんびりと気軽な夜を過ごすスポットとしておすすめです。 |

店の奥にあるちょっとした部屋のような一角。 |
■今回いただいたメニュー:
Bacon, Avocado & Sour Cream on Basic Crepe $5.50
Parisian Street Vendor Crepes with Fresh Berries and Whipped
Cream $5.00
Latte $2.00 |

きめ細かなミルクの泡までおいしいラテ。 |