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フリーモント・ブリッジ(Fremont Bridge)のすぐ下に位置し、シップ・カナル(Ship
Canal)を行き交う船を眺めながら食事を楽しむことができる『Ponti Seafood Grill』。ノースウェストやアラスカ産のシーフードを中心にヨーロッパやアジアの風味をきかせたフュージョン料理と充実したワインの品揃えは、10年前の開店以来ザガットをはじめとする各所で高い評価を受けており、シアトルの食通たちのお気に入りレストランのひとつとなっています。
店内は比較的こぢんまりしていますが、茶色の濃淡に統一されたインテリアの色調、入口右手にある通路の壁にかけられた絵画や暖炉などが落ち着いた雰囲気をかもし出しています。ウェイティング・バーやプライベート・ルームもあり、ギャルソン姿のスタッフの控えめでいてきびきびとしたサービスも印象的です。 |

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今回いただいたのは、最近エグゼクティブ・シェフに就任したトニー・ハリウッド(Tony
Hollywood)さんによる秋のフルコース・メニュー。ウディンビルにあるマシューズ・セラーズ(Matthews Cellars)のワインを、そのオーナーであるマシュー・ロソ(Matthew
Loso)さんの解説つきで楽しみながらのディナーとなりました。
軽い飲み口の白ワインとともにサーブされたアミューズのサーモン・カナッペは、ベースになるクラッカー部分が少々固めでしたが、サーモンはしっかりした味で美味。前菜のエビのグリルでは、エビの味が少々淡白に感じられたものの、たっぷり盛り付けられたピストゥ(にんにくや香料・チーズ・野菜ピューレなどが入ったスープ)のリゾットは、アルデンテ気味の食感もよく、主役といってもよいようなおいしさです。
ここでワインは赤のボルドー・ブレンドに。続くサラダはハリウッドさんが「特におすすめ」というだけあって、くせのないベイビー・グリーン、ブルーチーズ、くるみに、ポートワインをベースにしたしっかりした味付けのドレッシングが、ごろんとした大ぶりのカニ肉と絶妙なコンビネーションを作りだし、いくらでも食べられそう。思わずパンも進んでしまいます。 |

カニ肉と緑の野菜をワインベースのドレッシングで。 |
メインの魚料理は、グリルされたキング・サーモンに、じっくり味の染み込んだロースト・マッシュルームを添えたもの。日本人の好みからすると少々淡白すぎるノースウェストのサーモンですが、地元で採れたクランベリーの甘酸っぱいソースと一緒に口に入れると味に深みが出、サーモンの旨みが引き立ってとてもおいしくいただくことができます。マッシュ・ポテトのように見える根菜のピューレもさっぱりとした味わいが楽しめます。
口直しにはブラッド・オレンジの赤いシャーベット。サーブと同時にスパークリング・ワインが注がれ、シャーベットが溶けていくとミモザ風カクテルのできあがりです。
肉料理を前に、オークの香り豊かな赤ワイン、カベルネ・ソーヴィニヨンが登場。パンチェッタ・ベーコン入りのハッシュポテトと、香ばしいケール(キャベツに似た青菜)のソテーがたっぷりと添えられた牛のフィレ・ミニヨンは、魚料理と同じく、それだけでいただくと少しあっさりした感じですが、ケールやポテトと一緒にすると、突然ジューシーになり、肉自体の味が数段おいしく感じられるのが不思議。全体に組み合わせの妙を楽しめる繊細な料理が特徴と言えそうです。 |

淡白なキングサーモンを甘酸っぱいクランベリーソースで。 |
デザートは、甘味と苦味のバランスがちょうどよい柔らかなチョコレートのタルト、風車型に焼いたアップル・パイにキャラメルのアイスクリームを添えたものを、最後のワイン・リースリングで楽しんだあと、コーヒーでさっぱりと締めくくりました。
今回のメニューは、同店の目玉であるノースウェスト産の新鮮なシーフードをメインに、地中海・ヨーロッパ風の味付けを施したものという印象でしたが、同店ではその他にも、ワサビやカレーなどの風味を活用し、アジア的なひねりを効かせたメニューなども充実。ディナー・タイムは堅苦しくない程度のドレスアップをしていくのがおすすめですが、ランチタイムは各種メインが10ドル前後からと気軽に楽しめます。また、シップ・カナル側にあるテラスはヒーターが完備されているので、少し暖かい日には屋外席を試してみるのも良いかもしれません。 |

タルトにパイにアイスクリームのアンサンブル。 |
■今回いただいた料理:
アミューズ: レッド・ビーツ漬けワイルド・アラスカン・サーモン ホース・ラディッシュ、オイスター・キャビア添え
Wild Alaskan King Salmon Cured with Red Beets and Spicy
Horseradish Topped with Creme Frache and Oyster Cabier |
前菜: エビのグリルとピストゥのリゾット
Grilled Spot Prawns, atop Pistou Rissoto, Glazed with
Crustacean Butter |
サラダ: 有機野菜とダンジネス・クラブのサラダ ロックフォール・チーズ、くるみ添え
Organic Baby Greens with Dungeness Crab, Roquefort, and
Spiced Walnuts. Tossed in a Roasted Shallot - Port Vinaigrette |
魚料理: ワイルド・アラスカン・キング・サーモン ノースウエスト産きのこのソテー、根菜のピューレ、クランベリー・ソース添え
Wild Alaskan King Salmon, Roasted Northwest Mushrooms,
Root Puree, and Local Cranberry Buerre Rouge |
口直し: ブラッド・オレンジ・シャーベットをモスカート・ダスティとともに
Blood Orange Sorbet Served with Vignaioli Di Stefano Moscato
di Asti |
肉料理: フィレ・ミニヨン ユーコン・ポテトとパンチェッタ・ベーコンのハッシュ、ウィンター・ケールのソテー、ペリグー・ソース添え
Petite Filet Mignon with Yukon Gold Potato-Pancetta Hash,
Sauteed Winter Kale, and Sauce Perigueux |
デザート: チョコレート・デカダン・タルト、マッキントッシュ・アップル・パイのキャラメル・アイスクリーム添え
Chocolate Decadence Tart, and Macintosh Apple Pinwheel
with Caramel Ice Cream |
■ワイン:
| Matthews Yakima Valley White 2000 |
| Matthews Yakima Valley Red Bordeaux
Blend 1999 |
| Matthews Cabernet Sauvignon Reserve
1999 |
| Matthews Late Harvest Riesling 1999 |
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Ponti Seafood
Grill
3014 3rd Ave N
Seattle, WA 98109
>> Map
>> バス路線(Metro's Trip Planner)
Phone: (206) 284-3000
【営業時間】
日-木 5pm-9:30pm
金・土 5pm-10pm
【公式サイト】
pontiseafoodgrill.com
【席数】
バー 65席
ダイニング 130席
【予約】
おすすめ
【駐車場】
バレー・パーキングあり
【その他】
夏には屋外席もあります。
(2006年2月現在)
※掲載した情報は予告なく変更される場合があります。 |
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