| デヴィッド・リンチ監督によるTVドラマ『ツイン・ピークス』で使われ、日本でも知っている方も多いであろう左写真の風景。実は、シアトル近郊では身近で手軽なリゾートとして親しまれているスノコルミーの滝と、その真上にあるホテル、サリッシュ・ロッジのものなのです。不条理かつオカルティックなドラマを見ると、クラシックで不気味な雰囲気のホテルでは?と思ってしまうところですが、もちろん本物はまったく別。木の風合いがとても落ち着く、居心地のよいリゾート・ホテルです。このサリッシュ・ロッジで特に人気なのが、レストランの豪華な朝食コース。今回はこの朝食を食べに行って来ました。 |
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ホテルの1階に位置するサリッシュ・ロッジ・レストランは、窓の下に滝を見下ろす絶景を誇ります。実際に滝を上写真のように正面から見ることができるのは少し離れた展望台で、レストランでは、スノコルミー川が滝になって落ちて行く部分を上から見ることになります。いずれにしても、ダイナミックな水の流れを感じることができるので、気分は爽快。当日は晴れていたため、滝に虹がかかっているのが見えました。
店内は朝食の時間帯からすでに完璧にテーブルセットされており、 濃茶の木と薄茶のファブリックをベースとするインテリアからも高級感が漂います。それに調和したベージュの制服を来たウェイターに、滝の見える窓際の席にゆっくりと案内してもらっているうち、単純なようですがすっかり豪華な気分になってしまいました。ドレスコードはないので、カジュアルな服装もOKですが、あまりラフな格好で行くとかえって落ち着かないかもしれません。
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濃茶の木と薄茶のファブリックをベースとするインテリアからも高級感が漂う。 |
席に着くと、メニューを持ってきてくれたウェイターに、まず飲み物の注文をきかれます。コーヒー、紅茶、シャンペンなどをすすめられましたが、一日の始まりということで、ここはやはりコーヒーを注文。
そしてメニューを開くと、ありました。お目当てのカントリー・ブレックファスト・コース($25)。朝食としてはかなりのお値段。さて、満足度はいかに?
注文を終えると、銀色のポットにたっぷり入れられたコーヒーと持ち手つきのグラスが運ばれてきました。 同時にミルク、ホイップクリーム、細かく刻まれたチョコレートが添えられます。最初はブラックで楽しみ、次はカフェオレ、食後にはチョコレートを溶かしてモカに、最後はクリームを落としてウィンナコーヒー風に・・・と、一度で何種類ものバリエーションが楽しめる心憎い演出。コーヒー好きにはたまりません。すぐ横の席に座っていた常連らしき男性たちも、席に着くなりコーヒーを注文し、「ここのコーヒーサービスが一番好きだ」とウェイターと楽しそうに話していたのが印象的でした。 |

一度で何種類ものバリエーションが楽しめるコーヒー。 |
まず最初に出てきたのはボウルいっぱいのオートミール。上にはレーズンが散らされ、サーブと同時にたっぷりのブラウンシュガーをかけてくれます。ほかほかと暖かく、ブラウンシュガーの素朴な甘味が効いてとても美味。これだけで満腹になってしまいそうな量です。
次に、季節のフルーツのパフェが、クロワッサン、チョコレートケーキ、マフィンとともにサーブされます。これだけ見ると、なんだかイングリッシュ・アフタヌーン・ティといった風情です。新鮮なフルーツを食べ、クロワッサンとカフェオレのコンビネーションを楽しみ、チョコレートケーキを一口・・・まさに至福の時。しかし、メインはまだまだこれから。ここで満腹になっては大変と、ケーキ類は味見をしただけで早々に持ち帰りのバッグに入れてもらいました。 |

季節のフルーツのパフェ、クロワッサン、チョコレートケーキ、マフィン。
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| そしていよいよメインディッシュの登場です。大皿から溢れんばかりになっているのは、卵3個、ポテト、ベーコン、ハム、アップルソーセージ、それにハード・スコーン。卵はもちろん、スクランブル、目玉焼き、ゆで卵等、調理法を指定できます。今回注文したのは目玉焼き。黄身は期待に違わずほどよい半熟加減です。ポテトはハーブが効いて、ベーコンはカリカリ、ソーセージはジューシー。すごい量なのに、それぞれがこれだ!という状態で仕上がっているために、するするとお腹に入ってしまいます。でも、まだもう一品あるのを忘れてはいけません。このお皿では、スコーンが持ち帰り組の仲間入りとなりました。 |

卵3個、ポテト、ベーコン、ハム、アップルソーセージ、それにハード・スコーン。 |
この豪華コースの締めとなるデザートは、レストラン自慢のバターミルク・パンケーキです。パウダーシュガーが振られ、美しい焼き色がついたパンケーキは、しっとりとして口に含むともちもちとした食感があります。それほど主張の強い味ではないのですが、噛むほどに甘味が感じられ、病みつきになりそうなおいしさ。1枚はそのまま、もう1枚は温められたメープルシロップをたっぷりかけていただけば、2倍楽しめます。
すべてのメニューを食べ終わると、お腹も満足感もいっぱいになりました。お皿が運ばれてくるタイミングもよく、約1時間半、目にも口にもおいしい優雅な朝食を満喫。$25の価値はじゅうぶんにありました。
もちろん、このコース以外にも、クリームチーズ・ベーグル($3.75)やパンケーキ($8)をはじめとするお手頃なメニューや、メインディッシュを省いたコンチネンタル・ブレックファスト・コースなどもあります。滝を眺めながら、コーヒー($2)
とともに味わう軽い朝食もおすすめ。 また、パンケーキ・ミックスやオートミールなどはギフトショップで販売されていますので、お土産に買って帰るのもいいですね。 |

豪華コースの締めとなるデザートは、レストラン自慢のバターミルク・パンケーキ。
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■County Breakfast Course
$25
coffee
Fresh Squeezed Juice
Parfait of Fresh Seasonal Fruits
Fresh Pastries & Breakfast Breads
Salish Old Fashioned Steel-Cut Oats
Snoqualmie Falls Bacon & Eggs (Three Eggs、 Apple Sausage、 Bacon、Grilled
Ham) Potato
Buttermilk biscuit
Salish Pancakes (Butter Milk or Banana Pecan)
サリッシュ・ロッジは、I-90を使えばシアトルから30分程度でつくので、「今日は外で朝食を・・・」と思ったときでも気軽に訪れることができます。ただし、非常に人気があるので、休日は数週間先まで予約でいっぱい、ということも。取材した日はオフシーズンの平日だったせいか、8時過ぎの到着でも窓際の席に座ることができましたが、9時には窓側は満席となっていたので、滝を見ながら食事をしたければ、早めに行くのが無難です。
I-90のExit27でおりて左折し、Snoqualmie Falls という標識に従って進みます。Exit31でおりて、Snoqualmie
Valley Railroad が通る North Bend の街の風景を楽しみながら行くのもおすすめ。WA-202を使ってアクセスすることもできます。 |