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米国入国時の指紋スキャン・顔写真撮影(US-VISIT プログラム)の詳細、および査証免除プログラムを利用して米国に入国(通過)する場合の機械読み取り式旅券の所持義務化(10月26日から実施)をご紹介します。
1.米国入国時の指紋スキャン・顔写真撮影(US-VISIT プログラム)の詳細 ■入国審査の流れ
通常の手続: 旅券や入出国カードに基づき名前・滞在目的・日数などが確認される ↓ US-VISIT の手続: 指紋スキャン・顔写真撮影
以前のニュースで US-VISIT の手順について「数ヶ国語で説明された案内がある」とされていましたが、案内パネルに日本語はありません。しかし、入国審査官が英語で手順を説明しながらスキャナやカメラを指差しながら指示しますので、迷うことはありません。審査官によっては簡単な日本語で手順を説明する場合があります。
■US-VISIT の対象 14歳〜79歳までの全ての入国者(米国永住権保持者、外交関係の査証保持者は除く)審査官は旅券で年齢を確認するため、審査時に年齢の申告は不要。
■指紋スキャン 人差し指を左手・右手の順で審査カウンターのスキャナに置くと、スキャンされる。
スキャンする指先部分が乾燥していると、指紋の取り込みに時間がかかる。女性・年配の方・指先の荒れている方はスキャナ横に置かれたグリース
(粘着性の少ない糊のようなもの)を指先につけてスキャンした方がよい。しかし、グリースがないブースもあるため、ハンドクリーム等で指先を湿らせる、ハンドクリームがなければ自分の顔に触れてから(皮脂をつける)スキャンすると、より円滑にスキャンを行うことができる。
人差し指がない場合は、別の指をスキャンすることが認められる。片方の腕がない場合も対応してもらえる。 車椅子の場合、指の位置までスキャナが下ろされ、スキャンが行われる。
スキャンされた指紋はすぐにコンピュータに取り込まれ、犯罪者の指紋データ・ベースで一致するものがないか照合される。
■顔写真撮影 審査官が示すカメラに顔を向け、撮影が行われる。 帽子・眼鏡は外すよう指示される。ターバンなど宗教上の礼装の場合は外さなくてもよい。ベールをしているイスラム教徒の女性は撮影時のみ顔が見えるようベールを外す。ブース前でベールを外したくない場合は、入国審査エリア別室で撮影する。
頭髪が顔にかかりすぎている場合は、耳にかけるようにする。
■入国審査の所要時間
US-VISITの手続きは1分弱。通常の手続き(名前・滞在目的・日数などの確認)と合わせ、所要時間は次の通り。 日本国籍で観光(無査証):
約2分 査証保持者(書類確認や質問が多い場合): 約3〜4分
従来の審査時間よりも大幅に長くはないが、複数の航空機が続けて到着する時間帯は、審査エリアが混雑することもある。観光客が集中する時期は注意が必要。特に大型団体などの斡旋は到着時間帯の他社便の有無なども考慮するとよい。
審査を速く終了させるため以下の対応等がとられている。 ・米国市民や永住者はレッドライン、ビジターはブルーラインで審査を受けるが、レッドラインでの審査が終了すると、ブルーラインで待っている人はレッドラインに行くよう誘導される。
・審査待ちの間、ブースに入っていない審査官が入出国カード(I-94W や I-94)、税関申告書に記入漏れがないかチェックを行う。 乗継客への対応
乗継客専用ブースを設置すれば乗継客が殺到する可能性があるため、専用ブースは設置しない方針がとられている。乗継便の出発に間に合わない場合、航空会社間でその旨が連絡されるため、乗り遅れは発生しないとされている。
■出国時の US-VISIT 現在、ボルチモア国際空港(メリーランド州)、デンバー国際空港、マイアミ港のみ実施されている。当初、9月30日から実施が予定されていた他空港は、11月に延期された模様。開始日は未定。
■その他 入出国カード(I-94W または I-94)、税関申告書の記入の注意 全項目への記入が必要。記入漏れは指摘され、全ての記入を終えてから入国審査となる。
出国時の I-94W または I-94 半券回収の確認 出国時の航空機チェックインの際に I-94W または I-94 半券が回収されたか、旅行者自身も確認した方がよい。未回収の場合、航空会社職員に告げて必ず回収してもらうこと。
※I-94W または I-94 半券は米国入国時に旅券に添付され、出国時の回収により渡航者が米国を出国したことの証明となります。米国は出国審査がないため、I-94W
または I-94 半券の回収は航空会社が行っており、航空会社のミスで半券が回収されなかった場合、帰国後、本人が半券と帰国を証明する書類を米国移民局事務所に送る必要があります。
詳細は米国大使館ホームページを参照下さい。
2.米国に査証免除プログラムを利用し入国 (通過) する場合の機械読み取り式旅券の所持義務化 2004年10月26日から査証免除プログラム(無査証で90日以内の米国滞在が可能)を利用して米国に入国(通過)する場合、機械読み取り式旅券(MRP)が必要になる。
現在、日本国内で発給される日本旅券は全て機械読み取り式旅券(MRP)となっている。MRP の場合、10月26日以降も従来通り、査証免除プログラムを利用し、米国に入国(通過)することが可能である。
一部の在外日本公館で発給される旅券は機械読み取り式旅券でないもの(非MRP)がある。非 MRP の場合、10月26日以降は査証免除プログラムを利用し、米国に入国(通過)することはできず、米国査証が必要となります。非
MRP の場合、MRP への切替をお勧めします。詳細は外務省公式サイトを参照のこと。
結婚等で改姓のため訂正申請した旅券は、旅券の追記欄に訂正した旨が記載されるため、切替は不要。
(情報提供: サンケイ・トラベル、最終更新日:
2007年2月1日)
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