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アイナメ(Ling Cod)

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アイナメは、北太平洋、ベーリング海、オホーツク海、および日本海に分布しています。

名前の由来は、アユのように縄張りを持つので、鮎並(あゆなみ)が転訛した名とも、姿がアユに似ていることとも言われています。

鱗が細かく、肌に油を塗ったように見えるため、東北や関西でアブラメ、北海道南部ではアブラコと呼ばれています。

体色の褐色度は時間経過と共に次第に灰褐色に変わっていきますが、稚魚はホッケに似ていて区別がつきにくくなっています。

昔から釣り魚としての人気が高く、好んで食されてきたため、各地で多くの名前が付けられ、親しまれてきました。

身は軟らかいですが身離れがよく淡白で、漁れたての刺し身、洗いは非常に美味とされてます。塩焼きや照焼き、煮付け、空揚げ、味噌漬け、また、開き干し、カス漬け、みりん漬けなどにも加工され、さつま揚げの原料にもなり、あんかけ料理にも向いています。

宇和島屋で扱っているものはアラスカ産・カナダ産の生鮮魚で日本産の平均的な体長20~30cmよりもかなり大きい60cm以上となっています。

掲載:2005年4月 更新:2022年11月

『お魚豆知識』 は、宇和島屋鮮魚部の沖良三さんが発行している 『Seafood Newsletter』 の一部です。宇和島屋の入荷商品やおすすめ商品の情報が満載ですので、ぜひご購読ください。お申し込みは seafoodnews@uwajimaya.com まで、日本語でどうぞ。

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