MENU

シアトルの定番となった「ポケ」。人気店はどこ?

  • URLをコピーしました!
Just Poke

Just Poke: 豆腐ポケ(左)とスパイシーツナのポケ(右)

一口大に切ってマリネしたマグロやサーモン、タコ、豆腐などをご飯と食べる、ハワイ発のB級グルメ「ポケ」(Poke)。シアトル市内近郊では、色とりどりの野菜、海草サラダ、枝豆などをご飯の上にきれいに盛り付けたヘルシーなイメージで人気に火がつき、ここ数年ですっかり定番となりました。現在はローカルやチェーンの店が乱立していますが、それぞれこだわりが少しずつ違うので、「どこのポケが一番おいしい?」「一番好きなポケは・・・」「あの新しいポケの店、行ってみた?」と話題にのぼります。「いろいろな店を試してみたい!」という方に、ローカルの人気店をご紹介します。

ポケのポイント

・とにかく材料が新鮮であること。魚や豆腐など、幼い頃から食べてる人にはすぐわかる。
・ご飯が柔らかすぎない・硬すぎないこと。
・具のチョイスがいろいろあっても、注文方法がシンプルであること。
・味が濃すぎないこと。
・盛り付けがきれいであること。
・リーズナブルであること(物価高のシアトルでは重要!)
・手軽。ピクニックにもぴったり。

Go Poke

Go Poke: 豆腐ポケ

ローカルのポケ専門店

シアトルのヒルマン・シティとタコマにある 『Sam Choy’s Poke to the Max』 は、「ポケのゴッドファーザー」を自称する人気店。ポケを使った丼はもちろん、タコスやラップなどのチョイスもあります。シアトルではフードトラックもあります。いろんなポケが楽しめるセントラル・ディストリクトの 『Seattle Fish Guys』 では、パウンド(1パウンド=約450グラム)で買うこともできるので、自宅やポットラックにも便利。インターナショナル・ディストリクトで唯一の 『goPoke』 は、ハワイ出身の兄弟が経営する店。ビーガンのチョイスもあるんです。最近、T シャツなどのグッズの販売も始めました。魚はもちろん、牛肉のタタキ(Beef Tataki)や貝柱なども選べるのは、ベルタウンの 『FOB Poke Bar』。"FOB" は、"fresh off the boat" を意味しています。また、できるだけローカルの食材を使っているというキャピトル・ヒルの 『Wanderfish Poke』 は、鮭は天然、ツナはサステナブルな漁場で適切な捕獲方法でとれたものというこだわりよう。これから一番店舗数が増えそうなローカルのポケの店と言えば、ワシントン大学卒業生たちがカークランドにオープンした 『Just Poke』。ベルビューに2号店をオープンし、来年の夏までにシアトル市内近郊に新たに10店舗を展開する予定です。カルト的な人気があるユニバーシティ・ディストリクトの小さなコンビニ 『45th Stop N Shop and Poke Bar』 のポケ・バーも忘れてはなりません。行列ができるので、早めに買いに行くのがおすすめです。

日本人経営のポケ専門店も登場

6月にはシアトルで1990年代からケータリング会社を経営している九州出身の江頭宏さんがユニバーシティ・ディストリクトに 『Hiroshi’s Poke』 を開店!自家製のポケやソースが揃っていて、ご飯も普通の白米、玄米、そして寿司飯から選べます。、海苔の上に寿司飯と具を乗せた、「オープンサンドイッチ」ならぬ「オープン寿司」は意外に人気とか。お客さまの希望をかなえたいという丁寧な仕事ぶりで、高評価を得ています。

Hiroshi's Poke

Hiroshi’s Poke:スパイシーツナのポケ

ナショナル・チェーンがワシントン州に進出

7月にはカリフォルニア発のポキ専門店 『Ahipoki』 が、シアトル北部と隣接しているショアライン市にオープン。また、カリフォルニア州・ニューヨーク州に展開している 『Pokeworks』 は、昨年10月にオープンしたシアトルのダウンタウン店に続き、今月、ベルビューにもオープンしました。

これからもますます人気が続きそうなポケ。お好みの味を見つけてくださいね。

掲載:2017年8月

  • URLをコピーしました!

この記事が気に入ったら
フォローをお願いします!

もくじ