シアトルで活躍!日本人シェフ:I Love Sushi on Lake Bellevue 中島匡彦さん

I Love Sushi on Lake Bellevue
アイ・ラブ・スシ・オン・レイク・ベルビュー

【住所】23 Lake Bellevue Drive, Bellevue, WA 98005 (地図
【電話】(425) 455-9090
【公式サイト】lakebellevue.ilovesushi.com
【営業時間】ランチ 月~金 11:30am-2:30pm; 土日 12pm-2:30pm ディナー 月~木 5pm-10pm; 金・土 5pm-10:30pm; 日 5pm-9pm

北海道の帯広で生まれた中島匡彦(なかしま まさひこ)さんがつてを頼って国外へ出たのは、日本で約8年の修行を終えた1981年のこと。カナダで約21年、アメリカで約8年働いてきた料理人としての経験を活かし、現在はアメリカ人にさまざまな日本食を知ってもらおうと、新しいメニューを作り続けている。

中島さんが料理人になりたいと思ったのは高校卒業を目前に控えた18歳の頃。親戚が仲居をしていた割烹の経営者にアドバイスを求めたところ、「和食と決めているなら、料理学校に行って中華や洋食まで学ぶより、すぐに和食の修行を始めた方がいい」とのアドバイスを受けたことがきっかけで、その割烹で修行を開始した。それから約8年にわたりあちこちの料理屋で修業を積むが、次第に心を占めていったのは、「アメリカに行ってみたい」という気持ち。しかし、中島さんが最初に選んだのは、ビザの取得が難しいアメリカではなく、お隣のカナダだった。カナダに渡ってから3ヶ月でカナダの永住権を取得し、エドモントンとカルガリーでの仕事を経て、バンクーバー BC へ。「当初は1~2年で日本に帰ろうと思っていた」そうだが、中島さんはそれからシアトルに来るまでの約18年間、同地でレストラン経営を続けることになる。

バンクーバー BC は東洋人が多いため、寿司を食べる要素があるという利点があるものの、「それが逆にネックにも」と、中島さんは言う。移住してきたばかりで英語が不自由な移民が始めるビジネスはテイクアウトやファストフード的なレストランであることが多く、移民が増えると同時に、「寿司」を謳う店が急増し、価格競争が加速。材料の質や種類の見分けがつかない多くの消費者が安い方に流れてしまうため、食材にこだわるレストランの経営を続けていくことに疑問を感じ始めた」そうだ。そんな矢先、アメリカに行くという話が再び持ち上がった。そして、店舗のリースが切れる3年前から計画し始め、今度はアメリカのグリーンカードを取得し、2003年に 『アイラブ・スシ レイク・ベルビュー』 へ。以来、寿司とキッチンの両方を受け持っている。

バンクーバー BC とシアトルでは食材の違いはあまりないそうだが、日本食に対する態度には違いを感じることもあるという。「当店に来られるアメリカの白人の方々は、新しい物よりも、何年も食べ続けてきた同じ物を同じ形で召し上がることを求められる傾向にあります。一方、カナダの白人の方々は歴史の長いヨーロッパから来た人が多いからか、新しい物に対して寛容だと感じますね」。そんなアメリカ人にも、寿司以外の日本食を知ってもらいたいと今年1月から始めたのが、5コースの料理とデザートが楽しめる「おまかせ」(1人48ドル)。季節の食材を大切にする日本食のコンセプトを活かし、2~3週間ごとにメニューが変わるようになっている。「質を大切にする日本食レストランの一つとして、これからもこちらで手に入る食材を使って、最良の物をお出ししていきたい」。 誕生日やアニバーサリーといった特別な日はもちろん、接待などにも喜ばれるはず。豊富に揃った日本酒や焼酎をあわせて、じっくり味わってみよう。

掲載:2010年3月

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