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お土産にもおすすめ!シアトル発の食材・調味料

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Sweet Caroline’s Jams and Jellies(ジャム、フルーツシロップ)

Sweet Caroline's Jams and Jellies

ジャムは昔ながらの方法で、少量ずつ手作りされている。5オンス入りは一律6ドル。

パンに塗るのはもちろん、ヨーグルトに入れたりクッキーに使ったりと、普段の食生活に登場しやすいジャム。今回はマウントレイク・テラスのキッチンで誕生した、ユニークなジャムをご紹介。

「ある時、ジャムと地ビールをコラボすることを、ふと思いついた」と語るのは、オーナーのキャロラインさん。その時の試作品は大失敗だったが、改良を重ねた結果、ビールのフレーバーが凝縮された、香り豊かなジャムが完成した。主なビールは Diamond Knot Brewing Company や Pike Brewing Company など、ローカル産というから嬉しい。

オーソドックスなジャムがよいという場合は、果物本来の甘みを大切にした Pear Ginger Cardamom などがおすすめ。価格を抑えるため、材料はオーガニックに限っていないが、安全への配慮は怠っていない。

Sweet Caroline's Jams and Jellies

続々と新フレーバーが加わっているshrub。ラインナップはウェブサイトでチェック

また、"shrub" と呼ばれる、酢をベースにしたフルーツシロップもラインアップ。人気の Grapefruit Tarragon などのシロップを炭酸水やアルコールと割れば、爽快感あふれるドリンクが簡単に楽しめる。

冬の間の販売は、ウェブサイトで確認できる取り扱い店舗やオンライン、または日曜にフリーモントで開催されているサンデーマーケット、土曜のパイク・プレース・マーケットに限られる。2015年春の予定は詳細が決まり次第、公式サイトで発表とのこと。マウントレイク・テラスでは販売していないのでご注意を。

掲載:2015年2月 取材・文:ハフマン・ワカバ

Sweet Caroline’s Jams and Jellies
【公式サイト】www.sweetcarolinesjam.com 

La Pasta(手打ちパスタ、グルメ食材)

La Pasta

オーナーが「一度食べたら乾燥パスタには戻れない」と自負する生パスタ

クイーン・アンにあったイタリアン・レストラン 『Nonna Maria Ristorante』 の経営者グリエルモさんが、度重なるリクエストに応えて販売し始めた手打ちパスタ。シアトルはウェッジウッドにある直営店や夏季のファーマーズ・マーケットでの直売ほか、ローカルの人気レストラン、アルチザン食材宅配サービスを通じてファンを増やしている。

「パスタの一番人気はローステッド・ベルペッパー・フィットチーネ。レッド・ソースと絡めると最高だよ」。こう話すのはビジネス・パートナーのアレッサンドロさん。地元農家から買い付けた地場野菜を練りこんだパスタは、ワクワクするほど鮮やかな色合い。野菜嫌いの子供でも食が進みそう。

直営店では通常12種類のパスタ(1パウンド入り 5~7ドル)を用意。このホリデーシーズンには栗入りの「チェスナッツ・パッパルデッレ(パッパルデッレは平打ちの長いパスタ)」も登場しているが、こちらは1月までの期間限定商品。ほかにも7種類のラビオリ(同9~11ドル)、3種のトマト・ソース(5~6ドル)など、ここに来ればイタリアンに欠かせない具材が一気に揃ってしまうが、チーズやビネガーといったローカル産アルチザン食材も取り扱い、グルメ・グロッサリーとしての役割も果たしている。

ダウンタウン・カークランドに2号店を開店する予定とのことなので、イーストサイドの人たちも期待して待っていて欲しい。

掲載:2014年12月 取材・文:ハフマン・ワカバ

La Pasta
【公式サイト】La Pasta Facebook ページ
【電話】(206) 349-8576

かけるだけ・まぶすだけ!セレブリティ・シェフの味を家庭で再現できる
Rub with Love(スパイス&ソース)

Rub with Love

いつものアイオリ・ソースも Smoked Paprika を加えるだけで新鮮な味に!
Photo courtesy of Tom Douglas

イタリアンに和食、シーフードから肉料理まで、シアトルで多彩なレストランを展開している有名シェフと言えば、1994年のジェームズ・ビアード賞でノースウェスト部門のベスト・シェフにも選ばれたトム・ダグラス。彼のレストランの味を家庭で再現できるのが 『Rub with Love』 シリーズだ。

直訳すると「愛を擦り込む」という意味で、2014年5月現在、ラインナップは16種のスパイス、4種のソースとスナックが1種。一般のスーパーでもよく見掛けるのですでにおなじみの感があるが、公式サイトやブログのレシピを参考に、いろいろな料理に気軽に挑戦してみたい。

Rub with Love

小分けにしたらお土産としても活躍しそうなギフト商品
Photo courtesy of Tom Douglas

「トム版の唐辛子とも言える Spicy Tokyo Rub や、ほのかにカレーの風味が香るタイ・カレー風の Seafood Rub は、特に日本の方の口に合うかもしれません」と、Rub with Love 国内営業マネジャー兼ソーシャル・インターネット・ディレクターのハーシェルさん。また、スパイスやソースをレストランで試したい人へのお勧めは、1996年からダグラス氏のレストラン 『Etta’s』 でサーブされている ETTA’s “Rub with Love” SALMON(Salmon Rub を使用)や、『Seatown SEABAR & ROTISSERIE』 でテイクアウトできるリブ(Smoky BBQ Rub と Ancho Molasses BBQ Sauce を使用)とのことだ。

掲載:2014年5月 取材・文:ハフマン・ワカバ

Rub with Love
【公式サイト】tomdouglas.comRub with Love 商品紹介ページ

Beecher’s Handmade Cheese(チーズ)

パイク・プレース・マーケットのチーズ専門店。保存料・着色料・化学調味料は一切使用せず、自然の味を引き出したチーズだけを販売している。ランチタイムには、そのチーズを使ったグリルド・サンドイッチやパスタがおすすめ。

Flagship、Jack、Blank Slate というチーズは同店の工房で作られており、火・木・土の午前中はたいてい製造過程をガラス越しに見ることができる。

2012年8月に開催された全米チーズ協会の北米チーズ・コンクールで出品された1,711点の中から最優秀チーズ賞に選ばれた Flagsheep はあっさりしていて、そのまま食べても、サンドイッチにしても、グリルにしてもおいしい。常備していたいチーズの一つだ。

パイク・プレース・マーケットでも購入できるが、グルメな店や一般のスーパーマーケットでも販売されている。地元のレストランでも同社のチーズを使った料理を出しているところもある。

Beecher’s Handmade Cheese
【住所】1600 Pike Place, Seattle, WA 98101 (地図
【電話】(206) 956-1964
【公式サイト】www.beechershandmadecheese.com

【営業時間】毎日 9am-6pm

Mt. Townsend Creamery(チーズ)

オリンピック半島の町ポート・タウンゼンド発のチーズ専門店マウント・タウンゼンド・クリーマリーでは、地元産の牛乳を使ったノースウェストの風味豊かなチーズが楽しめる。「もともとヨーロッパ風のチーズを作っていたのですが、地元の食材にこだわったことで独自のチーズができあがりました」と語ってくれたのは、共同オーナーのマット・デイさん。定番の Seastack(12ドル)を始め、多くのチーズが多数の賞を受賞するなど、高く評価されている。

2012末にはパイク・プレース・マーケットに2店舗目がオープンし、シアトルの中心地でも気軽に試食や購入ができるようになった。バラードやウェスト・シアトルのファーマーズ・マーケットにも出店しているので、チェックしてみよう。オンライン販売もあり。

Mt. Townsend Creamery
【住所】89 Pike Street, Seattle, WA 98101(地図
【電話】(206) 743-9059
【公式サイト】www.mttownsendcreamery.com
【営業時間】毎日 10am-6pm(冬季は日曜定休)

Cougar Cheese(チーズ)

シアトルから約290マイル(約464キロ)離れたワシントン州東部の町プルマンにあるワシントン州立大学(Washington State University)。その乳製品製造所で作られているナチュラル・チーズは美味と評判だ。

製造から1年間寝かせた定番のホワイト・チェダー、Cougar Gold は特に人気が高く、国内外で数々の賞を受賞している。材料に使われているミルクは牛乳のみで、2008年2月から牛の遺伝子組み換え型成長ホルモン(rbST: Recombinant bovine growth hormone)が使われていない牛乳のみを使っている。

ダウンタウンのウェストレイク・センター1階にある同大学のショップ 『Washington State Connections』 でも購入できるほか、米国内ならオンラインでも購入できる。

Cougar Cheese
【住所】Washington State Connections
Westlake Center 内
400 Pine Street Seattle, WA 98101(地図
【電話】(206) 957-9090
【公式サイト】cougarcheese.wsu.edu

Ballard Bee Company(はちみつ)

主にシアトル市内でミツバチを飼育し、そのはちみつを売る 『バラード・ビー・カンパニー』。

オーナーで養蜂家のコーキー・ラスターさんは、数年前に国内のミツバチ減少のニュースを読んだことをきっかけに、市内で養蜂することを思いついたという。市の規則でミツバチの巣箱は面積1万平方フィート未満の土地につき最大4箱しか設置できないため、スポンサーを募り、現在は60箱以上を所有するまでになった。

同社の蜜は加熱処理をせず不純物を取り除くだけで瓶詰めしているので、加熱処理される市販のはちみつと比べ、風味豊かで濃厚だ。「はちみつに含まれる花粉がかえって花粉に対する抗体を作ってくれるので、花粉症にも効きます」とコーキーさん。自身もこのはちみつを食べるようになって以来、花粉症がかなり改善されたという。

12オンスと22オンスの瓶があり、クイーン・アンの 『ボート・ストリート・カフェ&キッチン』 やバラードにある 『ア・カプリセ・キッチン』 などのレストラン、フリーモントにある 『ビターズ・コー』 やシアトルやベルビューに3店舗を持つ 『パスタ・アンド・コー』 などの店で購入できる(価格は店によって異なる)。

Ballard Bee Company
【電話】(206) 459-4131
【公式サイト】www.ballardbeecompany.com

SeaBear Wild Salmon(スモーク・サーモン)

サーモン(鮭)の燻製 “スモーク・サーモン” は定番。中でも人気があるのは、養殖ではない、野生のサーモン(ワイルド・サーモン)をスモーク(燻製)にしたもので、各地の店で販売されている。土産物としても人気が高い。

その他にも、サーモン・ジャーキーやサーモン・チャウダー、サーモンや豆などのスープもある。その他にも、魚介類を使ったさまざまな商品がある。

本社直営の店はシアトルからかなり離れているが、同社の商品はワシントン州の物産専門店 Made In Washington や、一般的なスーパーマーケットでも購入できる。

SeaBear Wild Salmon
【住所】605 30th Street, Anacortes, WA 98221 >> 地図
【営業時間】月~金 8:30am-5:30pm; 土 10am-4pm; 日 12pm-4pm
【公式サイト】www.seabear.com

Skillet Street Food(ベーコン・ジャム)

米国を代表する銀色のキャンピング・トレーラー、”エアストリーム” が目印の 『スキレット・ストリート・フード』。その目玉商品のベーコン・ジャムは、脂部分を溶かしたベーコンと数種類のたまねぎを6時間じっくり煮こんでピューレ状にしたもので、その珍しさから全国的に人気を集めている。

同店ではこのベーコン・ジャムをたっぷり使ったバーガーを販売しているが、ディップやソース、ドレッシングとしてメイン・ディッシュからデザートまで幅広い料理に応用できる。公式サイトではこのベーコン・ジャムを使ったレシピが多数紹介されているので、参考にしてみよう。フェンネルと黒胡椒入りのベーコン・ジャム(14.99ドル / 10.5oz)やチポレ・パンプキン・ソース、木箱に入ったギフト・セットなども要チェックだ。

商品は全てオンラインで注文できるほか、2011年にキャピトル・ヒルにオープンしたダイナーや、フード・トラックでも購入できる。

Skillet Street Food
【住所】1400 East Union Street, Seattle, WA 98122(地図
【電話】(206) 512-2000
【公式サイト】skilletstreetfood.com


【営業時間】日~木 7am-12pm; 金・土 7am-2am

11 Olives(オリーブ・オイル&バルサミコ酢)

2011年12月にウェスト・シアトルにオープンし、2012年3月にダウンタウン・シアトルのパシフィック・プレース内に移転したオリーブ・オイルとバルサミコ酢の専門店 『11オリーブズ』。オーナーのリック・マーティンさんは元ゴルフ・コーチだったそうだが、「食生活について考えた時に、健康に良い米国産のオリーブ・オイルを見つけるのが難しかった」ことから、 思いきって起業した。

同店で扱っている商品はカリフォルニア産のオリーブをふんだんに使用したもので、地中海国際オリーブ・オイル・コンテスト 『TerraOlivo 2011』 で金賞とアメリカ部門の最優秀賞を受賞した 『A2』 を代表とする芳醇でまろやかな味わいが特徴だ。オリーブオイルは古代エジプトでも重宝されていたそうで、パシフィック・サイエンス・センターで開催中のツタンカーメン展にちなんだ特別仕様のエクストラ・バージン・オリーブ・オイルも期間限定で販売している。

一方、バルサミコ酢は一番人気のいちじく味やレモン味など、フルーツやハーブを使ったユニークなものがずらり。どれも店内で試飲できるうえ、スタッフは知識が豊富なので、気軽に相談してみよう。

11 Olives
【住所】Pacific Place 内 1階 600 Pine Street, Suite 228, Seattle, WA 98101 (地図
【電話】(206) 290-4856
【公式サイト】www.11olives.com

【営業時間】月~土 10am-8pm; 日 11am-7pm

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