全米最大のホップの産地として有名なワシントン州。米国農務省によると、ワシントン州の2021年の生産量は43トンを超え、米国の総生産量の73%以上。全米2位のアイダホ州、3位のオレゴン州の数倍です。
8月下旬ごろから9月の終わりにかけて収穫されたホップは大量に輸出されますが、シアトルのブルワリーにも運ばれ、とれたてのホップを使ったビールの原料となります。
英語メモ:とれたてのホップは “fresh hop”、または “wet hop” と呼ばれます。”What do you have on tap?” とは、「生ビールは何がありますか?」という質問です。”tap” とは、樽など大きな容器からビールを注ぐ場合の蛇口を意味しています。
ローカルで注目の “とれたてホップ” のビールは?!
シアトル市内近郊で人気のクラフトブルワリーが次々と打ち出している逸品をご紹介。中にはグローサリーストアで販売されているものもあります。一年を通じて購入できるビールも、一定の期間中はフレッシュなホップで造られたものがあったりします(例:
- Georgetown Brewing:ワシントン州最大のクラフトビールブルワリーの Johnny Utah Pale Ale
- Fremont Brewing:季節限定シリーズ
- Flying Bike: ワシントン州初のコープ式ブルワリーの Fresh Hop Harvest Ale
- Stoup Brewing: Fresh Hop Fiend など
- Reuben’s: Fresh Hop Amarillo
- Two Beers Brewing: Fresh Hop IPA
- Holy Mountain Brewing: Talus Fresh Hop
- Cloudburst Brewing: Fresh Hop IPA
- Black Raven Brewing Co.: レドモンド市で人気のブルワリーの Fresh Hop Pale Ale