日本では高価なエスニック料理も、アメリカでは比較的安く食べられるのがアメリカの良いところでもあります。特にベトナム系レストランやデリは急増しており、現在では
12th Avenue と Jackson Street の角あたりからはベトナム系の店舗が集中的に並ぶ "Little
Saigon"(リトル・サイゴン)と呼ばれるエリアとなりました。牛の尾やハーブを煮続けて作るスープを使った麺、Pho(フォー)や生春巻など、日本人にも馴染みやすい料理が楽しめる他、新鮮な野菜・果物・海産物などが安く手に入ります。特に、ベトナム系スーパーの越南総合市場(Viet
Wah)を中心に散在している食料品店は珍しい食品を見つけるのに覗いてみるのもいいかもしれません。東南アジアのパワフルな人たちに圧倒されないように!
1920年:移民がそれぞれのグループで街を建設
最初に自分達の町を造ったのは中国人。もともとは
2nd Avenue と Washington Street のあたりに居住していましたが、埋め立て後の区画整理に押しやられて、現在のインターナショナル・ディストリクトの中心である
King Street でチャイナタウンを作り始めました。そのチャイナタウンの母体ができた頃、日本人が流入し、チャイナタウン北部の
Main Street 沿いに日本町を作りました。この日本町には、チャイナタウン同様、レストランや乾物屋、クリーニング屋が並んでいましたが、日本人らしく大衆浴場もあったそうです。
1950年代:その他のアジア諸国やアフリカ系移民が流入
その後、フィリピン系移民が流入し、カフェやプールバー、床屋を開業し、今ではインターナショナル・ディストリクトであまり出会うこともないアフリカ系移民が経営する食料品店やレストラン、ナイトクラブが軒を並べていました。当時、シアトルのジャズのメッカと言われたのは、South
Jackson Street界隈だったのです。