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現在約45万人の人口を抱えるベルビューは、シアトルとはレイク・ワシントンを挟むイーストサイド最大の街。白人、アフリカ系アメリカ人、アメリカン・インデアン、アジア人、ヒスパニックなど、さまざまな人種が共存しています。つい数年前にはベルビュー・スクエアぐらいしかありませんでしたが、今ではたくさんの企業が進出し、ワシントン州で4番目に大きい街として、そしてシアトルのベッドタウンとして、発展を続けています。

■ ベルビューの見どころ
ベルビューの中心は、ベルビュー・スクエアというイーストサイド最大のショッピング・センター。ノードストロムやボン・マルシェなどの大手デパートはもちろん、コーチやバリー、ラルフ・ローレンなどの数々のブランド店から、J. Crewなどのカジュアルなブランドなど、家具やアパレル、宝石、化粧品、バス用品、ランジェリー、ギフト、台所用品、雑貨、おもちゃといったユニークな小売店がたくさんつまっています。クリスマス時にはサンタクロースとの写真撮影所も設置され、子供たちの人気スポットとなっています。ベルビュー・スクエア東側の通りベルビュー・ウェイ(Bellevue Way)には家具や雑貨の店 Crate&Barrel や中華料理のビストロ P.F. Changs といった雰囲気のいいレストランが立て続けにオープンするなど、開発が進んでいます。

ベルビュー・スクエアにはレストランはあまりありませんが、周辺にあるイタリア料理や地中海料理、広東料理などのレストランは要チェック。また、ステーキでは1989年オープン以来、地元でも人気の Daniel's Broiler がオススメ。家族連れやビジネスピープル達、カップルが多いです。地元のワインの種類も豊富。また、韓国風の焼肉で人気なのが、ソウル・オリンピック・レストラン。一定料金で食べ放題で、キムチバーもあります。その他にもチゲ鍋やビビンバなどの韓国料理などが揃っています。


■ ベルビューの歴史
ベルビューはもともとネイティブ・アメリカンの居住地でした。そこに白人として初めてやってきたのは、ウィリアム・メイデンバウアー氏 (William Meydenbauer、1832-1906) と ア−ロン・マーサー氏(Aaron Mercer、1824-1902)。2人はそれぞれレイク・ワシントンを舟で渡ってきましたが、メイデンバウアー氏は現メイデンバウアー・ベイ(Maydenbauer Bay)にキャビンを建て、マーサー氏はそのすぐ南にある現マーサー・スロー(Mercer Slough)に畑を作りました。1882年、イザーク・ベシュテル・シニア(Isaac Bechtel Sr.)が現在のダウンタウン・ベルビューにあたる土地を買収し、数年間かけて開墾。1890年に入ると、だんだんと人口が増え、工場や企業が進出し始めました。

ベルビューという名前は、インディアナ州のベルビュー市(Bellevue)から初代郵便局長として赴任してきたマシュー・S・シャーペ氏(Mathew S. Sharpe)が、フランス語で "Beautiful View"(美しい眺め)という意味の Bellevue が、この土地にもぴったりだと思い、そう呼び始めたのが広まったとされています。

1904年頃のベルビューにおける産業の中心は、イチゴの生産でした。年に1度ストロベリー・フェスティバルが行われていたほどで、これには日本からやってきた農民たちが従事していました。1917年にレイク・ワシントン・シップ・カナルが開設されると、ベルビューはピュージット湾とも簡単に行き来できるようになり、さらにたくさんの企業がベルビューへ進出し始めました。1920年に入ると、Anti-alien legislation の導入により、日本人は土地を借りることが禁じられ、大多数がベルビューを去っていきました。残った農民たちも、第2次世界大戦中に強制収容所へ送られ、土地のほとんどを失いました。その一方で、ベルビューは田舎の生活を楽しみながらシアトルで仕事をする人たちに人気の居住地として成長を続けました。

1940年7月2日、レイク・ワシントンの東西を結ぶ最初の橋レイク・ワシントン・フローティング・ブリッジ(Lake Washington floating bridge)が完成。コンクリートでできたこの橋は、シアトルとベルビュー南端の岸をつなぐ、1.25マイル(約2キロ)の浮橋です。当初は通行料の支払いが義務付けられていたこともあり、利用者数は1日に約2000人と予想されていましたが、開設当日から約5000人以上が使用。1946年に通行料が廃止されてからは、その利用者数は増加の一途をたどっています。この橋のおかげで、避暑地だったマーサー・アイランドが、シアトルの郊外の街に発展しました。

第2次世界大戦後の1946年、土地開発のプロフェッショナル、ケンパー・フリーマン氏 (Kemper Freeman)が、数年前まではストロベリー畑だった場所に、レイク・ワシントン東岸では初のショッピング・モール 『ベルビュー・スクエア』 (Bellevue Square)を建設。これによりベルビューはさらに発展を続け、1963年にはレイク・ワシントンの西と東を結ぶ2つめの橋エバーグリーン・ポイント・ブリッジ(Evergreen Point Bridge:通称520)が、ベルビューの少し北側に完成しました。1990年にはマイクロソフト社がレドモンドに本社を移転したことに伴い、ベルビューとその周辺地域は世界のハイテク業界の中心地に発展しました。現在もベルビューの発展はめざましく、人口も増え続けています。


ベルビューの主なイベント
名前 内容
Bellevue Family 4th Celebration 7月4日の独立記念日にベルビューのダウンタウンにある公園ベルビュー・ダウンタウン・パークで開催されるイベント。花火の打ち上げやコンサート、子供向けのアクティビティなど、家族みんなで楽しめます。
Live at Lunch 7月から9月にかけてベルビューのダウンタウン各所で無料のライブイベントが開催されます。
Bellevue Art Museum Fair 7月下旬にベルビュー・スクエアで開催される芸術祭。たくさんのアーティストによるブースが出展されます。ベルビュー・アート・ミュージアムにも無料で入場できます。

▼ City of Bellevue
www.ci.bellevue.wa.us
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