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シアトル市とエリオット湾を挟んで向かい側にある島、ベインブリッジ・アイランド。人口2万308人(2000年国勢調査)の小さな島です。ベインブリッジ・アイランドまでは、シアトルまたはエドモンズからワシントン州フェリーで行くことができます。
この島に初めて降り立った白人は、イギリス人探検家ジョージ・バンクーバー船長。1792年のことでした。当時、この島にはキットサップ酋長に率いられたネイティブ・アメリカンのスクウォミッシュ族が住んでいましたが、1853年にこの島はワシントン州に合併されます。その後、1855年にシールス(シアトル)酋長がポイント・エリオット条約に署名したのを機に、スクウォミッシュ族はベインブリッジ・アイランドやその他の島を米国政府に譲渡し、1857年に現在のキットサップ郡が設立されました。
1800年代には世界最大の製材工場が設立され、日本・ハワイ・フィリピンを含むさまざまな外国人が移住してきました。その後、造船所や軍事施設などが設置されましたが、1942年3月には日系人(大半は米国籍保持者)が強制収容所へ送られることが決定し、この島からは220人の日系人がカリフォルニア州のモハベ砂漠を経てアイダホ州ミニドカの強制収容所に送られました。現在も発行されている新聞
The Bainbridge Review は強制収容所内の動きを追い続け、収容された日系人のコラムを掲載し、権利章典の違反を指摘するなどして日系人をサポートしたことで有名です。また、第2次世界大戦中に強制収容所に送られた日系アメリカ人の苦難を描いた映画
『Snow Falling on Cedars (邦題:ヒマラヤスギに降る雪)』 は、このベインブリッジ・アイランドの日系人が強制収容所に収容された一件がベースになったことで話題になりました。
イーグルハーバー・ウォーターフロント・パークでのんびりしたり、ベインブリッジ・アイランド・ワイナリーに立ち寄ってみるのもいいでしょう。歴史をさらに知りたい方は、歴史博物館がおすすめです。
Bainbridge Island Historical Museum 7650 High School Road NE, Bainbridge
Island, WA (206) 842-2773 Bainbridge Island Wine Museum Highway
305, Bainbridge Island, WA (206) 842-9463 ▼The Bainbridge Review
www.bainbridgereview.com
▼『Snow Falling on Cedars』 (邦題:ヒマラヤ杉に降る雪) www.snowfallingoncedars.com
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